キム・ウビンはすでにスターの貫禄がたっぷり

今年で20歳のウンギョンは、10歳から子役として活躍しているものの、素朴なキャラクターが魅力。かなりの上がり症で、開幕式の壇上では言葉に詰まってしまう一幕も。会場にいたヒョンビンも心配そうに見つめる姿がスクリーンに大写しになる中、会場から「かわいい!」「頑張って!」の声援を浴び、顔を赤くしながら「広報大使に抜擢されただけでも感謝していますし、いろいろ学ぶことが出来ました。さらにこんなに大きな賞までいただき、とても光栄ですし、この賞の意味を忘れないようにしたい」と挨拶、大きな拍手を浴びた。どことなく挙動不審な感じが、リアル・のだめっぽくて、今後さらに人気が出ることは間違いないはず。

右:キム・ウビンの新作は、犯罪アクション映画『技術者たち』。
一方、キム・ウビンはドラマ『相続者たち』で注目されたモデル出身の25歳。映画『チング 永遠の絆』では、前作『友へ チング』の主人公チャン・ドンゴンの遺児であり、ヤクザとなる若者を鋭い眼差しで演じている。壇上では、「プチョン市民の方々が選ぶ賞をいただけて、光栄だし感謝しています。実は昨日は僕の誕生日だったんです。ファンタスティックなバースデープレゼントをもらえて、気分もファンタスティックです」と堂々とスピーチ。すでにスターの貫禄すら感じさせた。
若いスターが次々と出てくる韓国映画界。数年後には「あれ、あの若手はどうしたっけ」と思うこともしばしば。華やかなステージを見つつ、厳しい世界だなあ、とぼんやり思うマダムアヤコであった。


石津文子のプチョン・ファンタ映画祭潜入ルポ
2014.10.02(木)
文・撮影=石津文子