鴨川沿いで自転車
京都ですこし時間のゆとりがあるときは、自転車を借りて乗りたくなります。最近はレンタルサイクルがあちこちに置かれていて便利です。
自転車を借りて、いつもかなりの広範囲を走ります。6月に刊行した『ホルモー燦燦』に茶道部の話が出てくるので、茶道の歴史について知りたくて、日本の茶器や茶道具が観られる場所を巡ったんです。京都御所の西側にある樂美術館から北山の古田織部美術館へ、さらには東山の京都国立博物館まで。かなりの移動距離ですが、自転車を使うと半日で回れました。
自転車を走らせていていちばん気持ちがいいのは、鴨川の河川敷の遊歩道でしょう。鴨川デルタのある出町柳から、賀茂川を上賀茂神社方面へ向かって進み、北大路通にぶつかるあたりまでが、道もよく整備されていて走りやすく、特におすすめです。
自転車を漕ぎながら川の流れの音を聴くのは、なんとも気持ちいいものです。東京でもその音を探して公園に足を運ぶのですが、そこにあるのは川ではなくて池だったりする。鴨川のように大きな川が街の中心を流れ、河岸に降りられるよう整備されているところは少ないものだと知りました。
