オダギリジョーさんの思い切りの良さに引っ張られ…
――オダギリジョーさんとは、6年目の不倫関係。倦怠期に入った2人の空気感が、画面からよく伝わってきました。
オダギリさんは、コメディの軽やかさも、ハードなドラマの緊張感も、どちらも自分のものにしてしまう俳優さんです。今回、沖田さんの作品をどんなふうに捉えて、どう表現されるのか、撮影前からとても楽しみにしていました。
実際にご一緒してみると、思い切りの良さが突き抜けていました。でも、その“思い切り”が、決してやりすぎに見えないんです。
「ここで笑わせてやるぞ」という気負いが全然なくて、オダギリさんは、ただ、大真面目に沙都子の相手としてそこにいる。その誠実さがあるから自然に笑えるんですよね。
オダギリさんに引っ張っていただいたところがたくさんありますし、すべてのシーンが楽しかったです。
――映画の撮影が続いて多忙な毎日の中、自炊にこだわっているとうかがいましたが、得意料理は何ですか?
忙しいと外食が増えがちだけど、家に帰って台所に立って、包丁の音を聞いている時間が好きなのかもしれません。
料理を作る“過程”自体が、私にとっては気持ちを整える時間になっています。ベースは和食が多いですね。味噌汁を毎日作るのですが、飽きてきたら中華風のスープにしてみたり。あとは、オムライスとか、ハンバーグとか、ちょっと懐かしい味や、時短でできるパスタもよく作ります。
