【星のや京都】奥嵐山の納涼滞在

●平安貴族が過ごした夏に思いをはせる

 「星のや京都」が位置する京都府・嵐山は平安貴族の別荘地で、夏になると避暑に訪れた。夏の涼しさはいまも変わらず、山の北側に面した立地と豊富な樹木、山から流れ込む沢の水といった自然の恩恵によって、「星のや京都」は京都駅周辺より最大で4.9度も気温が低いという。こうした好条件に平安貴族の知恵を加えてプランニングした、「奥嵐山の納涼滞在」が好評を博している。

 平安貴族は夏になると、貴重だった氷を削り、高貴な甘味料を用いて涼をとっていたという。鮮やかな青もみじを眺めながら楽しむ星のや京都特製のかき氷はそうした故事を継承、鮮やかな蓼(たで)と和三盆を合わせたシロップで味わう。器は、嵐山の青々とした夏景色を表現した竹の器。かき氷とともに味わう若鮎には、平安時代に夏バテ予防の薬として重用された大蒜(にんにく)の餡を忍ばせ、先人の知恵を取り入れている。

 夕食は、窓から夏の夕日がゆっくりと沈む様を眺めることができる特等席にて。旬の鱧を使った先付けや、夏野菜をコンソメのジュレで楽しむ冷鉢など、 夏を味わい尽くす会席料理が供される。『源氏物語』や『枕草子』にはガラス器の描写があり、平安貴族にとって高級かつ貴重な調度品だったことがうかがえる。この会席料理にもガラスの器を用いることで、平安貴族も感じたであろうガラスの涼しさとともに、夏ならではの贅を尽くした料理を味わうことができる。

「奥嵐山の納涼滞在」概要

開催日 2026年7月1日(水)~8月31日(月)
料金 1名 52,030円、2名 84,700円(税・サービス料込、宿泊料別)
含まれるもの 特製かき氷、納涼夕食、納涼朝食、桟橋でのストレッチ
場所 星のや京都
対象 宿泊者
定員 1組1~2名
予約 公式サイトhttps://hoshinoresorts.com/ja/hotels/hoshinoyakyoto/にて7日前まで受付
備考 状況により、内容が一部変更になる場合があります。