異国の地でシシド・カフカさんが見つけた、旅と希望の形とは? 日常の役割を脱ぎ捨て、まっさらな心で素の自分に浸るひととき。ひと塗りのルージュが導く、心躍るような変化への期待を語る。


“何者でもない自分”でいられる。 ゼロに還す旅

シシド・カフカさん。
シシド・カフカさん。

 今夏、地中海でひとり余暇を過ごすというシシド・カフカさんにとって旅の醍醐味とは―。

「言葉も通じない土地で、“何者でもない自分”になれる瞬間が好き。あらゆる評価から解放され、ゼロから始まる時間は、気負うことなく本来の自分でいられますから」

 真紅の口紅は、“シシド・カフカ”の代名詞でもある。「仕事で纏う赤は、自分を守り、鼓舞するための“闘いの色”。一方旅先では自然体でいたいから基本はノーメイク。でも、今回の旅にはルージュを荷物に忍ばせて行こうと思っていて……」。その理由は、ほんの少し自分の在り方を変えるためだという。

 「素敵な店や空間に出合った時、臆せずそこに立てる自分でいたい。ヒールを履くと背筋が伸びるように、唇に色を纏うことで、自分の居住まいが整う気がするんです。きっとどこか、『大人になりたい』という願いを唇に託しているのかもしれません。

 今回の旅は、あえてノープラン。フラットな自分に何が入ってくるのかを知りたいんです。ルージュを塗ったら、見える景色はどう変わるのか……。地中海にはどの色を連れていこうか、『ルージュスタードラマ』ならD207かな、なんて。そんな想像を巡らせる時間も、旅の楽しみのひとつです」

ルージュは個性を表現するものだからこそ色にこだわりがある。私を象徴する真紅もいつか塗り替えられるかもしれない。ルージュスタードラマが、その予兆になる可能性を秘めて。シシドさん使用色:カネボウ ルージュスタードラマ D207 5,060円。
ルージュは個性を表現するものだからこそ色にこだわりがある。私を象徴する真紅もいつか塗り替えられるかもしれない。ルージュスタードラマが、その予兆になる可能性を秘めて。シシドさん使用色:カネボウ ルージュスタードラマ D207 5,060円。

シシド・カフカ

メキシコ生まれ。2012年、ドラムボーカルとしてデビューし、現在は歌手、ドラマーのほか、女優、モデルと多岐にわたり活躍。2014年に出演したドラマを機に赤リップがトレードマークに。

カネボウインターナショナルDiv.

フリーダイヤル 0120-518-520

シシド・カフカさん衣装

シャツ・キャミソール 29,700円、パンツ 24,200円/PRANK PROJEC イヤリング(右耳)12,100円/NARRATIVE PLATOON(ROLE) イヤーカフ(右耳)2,750円/TIGRIS イヤーカフ(左耳・大)4,400円/ieLS イヤーカフ(左耳・小)8,800円/vv リング(右手人差し指)3,900円/soie リング(右手薬指)7,200円/TUWAKRIM

次の記事に続く いつの間にか鮮やかな輪郭。口紅は、未知なる自分に出会う...

CREA 2026年夏号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。