人懐っこいキキと慎重なググ、正反対な2匹のかわいさ
特に印象的なのは、正反対の性格を持つ2匹の様子。人懐っこいキキは初対面の人にも臆せず近づき、台所では包丁さばきを覚えようとするかのような距離で調理を見物する。一方のググは慎重派で、来客があると1~2時間は姿を現さない。しかし後輩芸人・こたけ正義感さんが遊びに来た際には、ググが足にじゃれついて爪を立て、秋山さんをひやりとさせた。「訴えられたらどうしようって。よりによって厄介な後輩に(笑)」。
秋山さんが特に嬉しいと話すのは、キキが布団に入ってくる瞬間だ。掛け布団をめくって待ち構え、シーツをポンポン叩いて誘い込む。「スーッと入ってきてくれた時はもちろん、旋回して腕に手を置いてくれた時は『よっしゃー!』って心の中で思ってます」。
封印していた「動物と暮らしたい」という気持ち
もともとペットを飼いたいという気持ちを「墓場まで持っていくつもりだった」と語る秋山さん。その背景には、幼少期に親から言われた言葉があった。「うちは動物病院に行かせるお金はありません。何かあった時、苦しむ姿を見ることになるかもしれません。それでもあなたは飼いますか?」——そう問われ、飼わないと決めた記憶だ。その封印を解いたのがトトとの偶然の縁であり、その縁がさらにググ・キキとの出会いへとつながった。
「1年1年を重ねられることのほうが嬉しい」と話す秋山さん。トトとの出会いがあったからこそ、今この幸せを噛み締める日々が続いている。
◆◆◆
本編は、以下のリンクからお読みいただけます。
》【詳しく読む】「墓場まで持っていくと諦めていた」ハナコ・秋山寛貴、2匹の猫と子どもたちと暮らす“想像しなかった人生”
秋山寛貴(あきやま・ひろき)
1991年9月20日生まれ。岡山県出身。2014年に岡部大、菊田竜大とお笑いトリオ、ハナコを結成。ワタナベコメディスクール12期生。キングオブコント2018王者。ハナコのネタは、メンバーの岡部 大とふたりで考えている。現在、日本テレビ系『有吉の壁』、フジテレビ系『新しいカギ』他、多数レギュラーに出演中。かが屋の加賀 翔とふたりのトークライブや、ひとりでジェスチャーをし続けるソロライブなども行い、表現の場を広げている。脚本執筆やエッセイ連載など、文筆業にも積極的に取り組むほか、イラスト製作活動にも力を入れている。5/9(土)、10(日)に表参道で初めての単独個展を実施。
