ニューバランスとエイベックスは、東京・西麻布のアートギャラリー「WALL_alternative」にてアート展覧会「GREY ART MUSEUM 2026-五感で感じる伝統と革新-」を2026年5月30日(土)まで開催中です。
ニューバランスは5月、ブランドを象徴するグレーを祝う「Grey Days(グレーデイズ)」としてグローバル全体でキャンペーンを展開しており、本展覧会はその関連イベントのひとつとなっています。
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アーティスト5名の視点から広がるグレーの解釈
2回目の開催となるニューバランスの「Grey Days」。今年のテーマは「伝統と革新(Heritage with Innovation)」。会場の中心には伝統を象徴する2つのシューズが展示されています。
グレーを多角的に発信する試みとして、会場ではプロダクトの展示を起点に今年の協働パートナーであるアートプロジェクト「MEET YOUR ART」のアーティストらによる本展のために制作した作品が登場。
オープニングイベントではトークセッションも催されました。
空間設計を担当した萬代基介氏は「グレーを透明と解釈し設計する」ことからスタートしたと振り返りました。吹きガラスの職人と協働で制作した漆器でニューバランスのGreyの哲学を表現しているそう。
続いて、「574」と「ABZORB 2000」をパーツ分解し、それぞれの香りを制作した和泉侃氏が登壇。香の中から無意識に感じる色彩や質感を共感覚的な身体感覚的なアプローチとして昇華したと言います。
書家・華雪氏は「めぐる」という文字を書き下ろし。街を行き交う人々の足元から水が渦巻く様やグレーは多様な色が混ざり合って生まれることに着想を得て生まれた作品です。
幻想的な音色を奏でるインスタレーションを制作したのは國本怜氏。風鈴の構造と機能を起点とする音響彫刻シリーズ《KAZE》の第四弾であり、シューレースの靴紐の構造がモチーフとなっています。
東城信之介氏は、「存在」は認識と記憶によって立ち上がる、という立場から作品を制作。グレーというテーマから幼少期を過ごした長野の銀世界を思い出し、さまざまな自分になれる色だと言います。実像と虚像、記憶と物質、グレーの錯覚、揺らぎを体験する装置とも言える2作品は、どちらもじっくりと奥行きや映り込みを体験したくなります。
