簡単! 守ることは5つ

 まず、セルフカットの際は髪が乾いた状態で切りましょう。美容師は濡れた髪をカットすることが多いですが、乾いて縮むところまで予測するのはプロでないと難しいです。ですから、切りすぎ防止策として、乾いた「いつもの状態」から始めましょう。いつも通りにコテで巻いた後に切り始めるのも手です。

 次はブロッキングです。先述した斜めの線を見つけて、境界線から先は切らないように留めておきましょう。ヘアピンでも、クリップやヘアゴムでもいいので、「ここから先は切らない」とすることが大切です。

 そして、切りたい毛束はなるべく手に持たないようにしましょう。セルフカットでは、前髪を持ち上げて毛先を見ながら切る方も多いようですが、髪の毛を持ち上げて切ると角度がついてしまい、切り口が不均一になってしまいます。ですから、鏡を見ながら、額に降りた状態の前髪を切るようにしましょう。

 そして、ハサミの刃は縦に入れましょう。真っ直ぐ切ろうと横にして切ると、切り過ぎた場合の修正ができなくなります。真っ直ぐに前髪を揃えたい場合でも、刃先を縦にする方が、失敗しにくくなります。

 最後に、ちょっとずつ切るのも大きなポイントです。クセの強い前髪部分は、美容師も慎重になる部分で、前髪を一太刀で切ることはほとんどありません。

 これらを守れば、大きなミスをすることなく、セルフカットすることができます。

 いかがでしたか。セルフカットができると、前髪が伸びてしまったときのストレスをすぐに軽減できてとても便利です。しかし同時に、日々のスタイリングのしやすさや見た目の観点からは美容師によるカットとの差があることも事実。ニーズやライフスタイルに合わせて適宜活用しましょう。