糖質制限は、体質だけでなく「そのときの状態」との相性がある

 内臓脂肪や糖質制限について勉強していくうちに、私は内臓脂肪がたまりやすい状態だったということにも気づきました。

 白いごはんや甘いものが大好きで、運動が苦手だった私は、若いころに比べて筋肉が減り、代謝も落ちていました。

 また、ストレスや睡眠不足、閉経による女性ホルモンの変化から、皮下脂肪よりも内臓脂肪がつきやすい状態だったのです。

 夫の「砂糖のとりすぎは体によくないらしいよ」の言葉がきっかけで、糖質制限を実践することになりましたが、振り返ってみると、ダイエットを始めたばかりの私には、糖質制限が合っていたのだと思います。

 内臓脂肪がたまりやすい状態だったことに加え、糖尿病予備軍だった私には、血糖値のコントロールは絶対に必要でした。血糖を上げるのは主に糖質なので、そのときの私にはぴったりの方法でした。

 糖質制限を始めてからの自炊では、食材は糖質の少ないものを選ぶようにして、栄養バランスをいろいろと考えながら食べるようになりました。調理法もレンジでチンしたり、煮たり蒸し焼きにするなどいろいろと試しました。1日3食の食事を見直すのと同時に、夕食後の定番だったお菓子やアイスも徐々にやめていきました。

 すると、糖質制限を始めてから49日間で、10.8kgやせたのです。目覚めがよくなったり、だるさがなくなったりと、体調にも変化が見られるようになりました。もともと健康になることが目的で始めたダイエットだったので、体重だけでなく体調も記録をしていました。これがモチベーションにもなり、すごくよかったです。

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