訪れる人が少ないスポットへ足を延ばすなら
高千穂バスセンターから南に車で約30分。訪れる人が少ない向山神社(むこうやまじんじゃ)は、静寂に包まれた森の中にひっそりと佇んでいる。
約500メートルの参道は木の根に覆われていて、その先に落葉に覆われた長い階段がある。参道入口には仁王像が睨みを利かせていたり、参道の石灯籠の上に七福神が載っていたり、ほかの神社とは異なる独特の雰囲気があり、パワーを感じられる。
創建は不詳で、古文書によると「紀州熊野から勧請」とあり、「熊野十二社大権現」といわれているという。前述の参道は、さながら熊野古道のようだ。熊野大社にお参りするのと同じともいわれている。
ご利益は、日本の国を産んだ夫婦神の伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)を祀っているため、縁結び、夫婦円満。また、家内安全や航海の祈願に良いとされる。
さらに足を延ばして、高千穂から西にバスで約40分、宮崎と熊本の県境を越えた秘境にあるのが幣立神宮(へいたてじんぐう)。
九州のへそ(中心)に位置する日本最古の神社といわれ、九州でも屈指のパワースポットとして知られている。神話で神々が棲むとされていた高天原の最有力候補で、神話の発祥の神社とも伝えられ、その始まりは1万5000年前という説も。
本堂の両隣には「伊勢の外宮(げぐう)」「伊勢の内宮(ないくう)」と書かれたお社がある。この両方にお参りすれば、伊勢神宮にお参りしたのと同じご利益があるという。
また、境内には神々が神霊として天より降りたと伝わる御神木を始め、神話にまつわる巨木がいくつもあるので、丁寧にお参りしてパワーを受け取りたい。ご利益は、大宇宙のエネルギー、心身の浄化・癒やし、強力な開運・運気向上などで、人生の転機や節目に訪れる人が多いという。
そこから小径を下って行くと東水神宮がある。祀られているのは、太古に大龍王をここに鎮めた北辰妙見(ほくしんみょうけん)の大神。木製の鳥居には龍が掘られていて、かたわらには湧き水が流れている。神代の天の村雲姫が水徳をいただかれた霊地だ。
お参りして御神水で手を清めよう。ご利益は天下太平、国土擁護、厄除け、開運、病気平癒(特に眼病)、商売繁盛など、スケールが大きい。

ファーストクラスで世界一周
CREA WEB(文藝春秋)の人気企画連載が書籍化。1フライト6万円台から、世界一周旅行がファーストクラスを使って100万円と少しで乗れる、夢のような「裏ワザ」が満載のゴージャスな旅行案内書。
著 たかせ 藍沙
単行本(ソフトカバー)
定価 3,080円(税込)
ブックマン社
» この書籍を購入する(Amazonへリンク)

