
「創造的に食べる-EATING WITH CREATIVITY」
大昔の人々は豊かな感性で、天上にある月や星と地上にあるすべてのモノが連動していると考えました。このような考え方に合理的な説明はつけられませんが、何千年もの間、人間はこの“宇宙と私をつなぐ”営みを繰り返してきたのです。
古代ギリシャ人は、ハーブと病気と惑星と宇宙のつながりを考え、古代ローマの料理人の中には、占星術の知識を持つものもいました。月のリズムを使って創造的に食べる(EATING WITH CREATIVITY)。そんな新しい発想を生活に活かしてみませんか。
親しい人とゆっくり食事を楽しむ
月を守護星とする蟹座。蟹座の月の日は、月にちなんだ食材をチョイスし、月を眺めながらゆっくりと食事を楽しみたいものです。
月の満ち欠けはエビや蟹、貝類(ホタテや牡蠣)といった海の生物の成長に影響を与えます。
また卵に豆腐や湯葉、きのこ類、野菜ならばキャベツ、カボチャ、キュウリ、果物ならマンゴー、パパイヤ、メロンなども月の食材と言われています。
蒸した食べ物、マリネした料理、子どもの頃に好きだった“お母さんの料理”を再現するのもおすすめです。
月の食材・卵とキャベツをたっぷり使った、しらす干し入りお好み焼きを紹介します。親しい人と切り分けていただきましょう。
蟹座の食材は……
卵、豆腐、湯葉、きのこ類、キャベツ、カボチャ、キュウリ、マンゴー、パパイヤ、メロンなど
■材料(2~3人分)
・卵:3個
・キャベツ:200g
・しらす干し:大さじ2
・塩胡椒:適量
・サラダ油:大さじ2
・トッピングにお好み焼きソース、マヨネーズ、鰹節、青のりをお好みの量で。

■作り方
(1)キャベツは千切りにし、卵3個は割りほぐしてしらす干しを加えておく。
(2)フライパンにサラダ油を熱し、千切りにしたキャベツをしんなりするまで炒めて、塩胡椒で味を調える。
(3)しらす干し入りの卵液をフライパンにまんべんなく回し入れ、ふたをして中火で3~4分焼き、ひっくり返して両面に焼き色がついたら皿に取り出す。
(4)お好みでソース、マヨネーズ、鰹節、青のりをトッピングして出来上がり。
また、この料理は蟹座の新月だけではなく、毎月訪れる蟹座の月の日に作ってみるのもおすすめです。
蟹座の月の日についてはムーンカレンダーをご覧ください。
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Column
創造的に食べる-EATING WITH CREATIVITY
大昔の人々は豊かな感性で、天上にある月や星と地上にあるすべてのモノが連動していると考えました。このような考え方に合理的な説明はつけられませんが、何千年もの間、人間はこの“宇宙と私をつなぐ”営みを繰り返してきたのです。古代ギリシャ人は、ハーブと病気と惑星と宇宙のつながりを考え、古代ローマの料理人の中には、占星術の知識を持つものもいました。月のリズムを使って創造的に食べる(EATING WITH CREATIVITY)。そんな新しい発想を生活に活かしてみませんか。
2025.06.23(月)
文・写真=岡本翔子