穀物や野菜を中心とした食事法、マクロビオティック。この連載では旬の食材を使った簡単マクロビレシピを紹介します。オールベジとは思えないしっかりしたおいしさと食べごたえは、週末のブランチや友人の集まるパーティレシピにもぴったり。ストイックになりすぎない「ゆるマクロビ」をはじめましょう。

さやいんげんのポタージュスープ

マクロビレシピさやいんげんのポタージュスープの完成画像

 昆布出汁と豆乳を合わせたポタージュスープの味の決め手は塩麹!!

 通常のポタージュスープは、野菜をバターで炒めて、ブイヨンで煮込んだスープをミキサーにかけてクリーム状にしたところへ牛乳や生クリームを加えて仕上げるので、高カロリーになりがちです。今回は、あっさり、でもコクはしっかりとあるノンオイル仕上げのポタージュスープの作り方をご紹介します。乳製品を使用していないとは思えない濃厚な仕上がりに大満足すること間違いなしです。

 グリーンの見た目がさわやかなポタージュスープは「さやいんげん」と豆乳が合わさり、良質な植物性タンパク質がたっぷり摂れるお勧めメニューです。また、ノンオイル仕上げのお料理は後片付けが楽ちんなのも嬉しいポイント。美味しくヘルシー、しかも簡単なスープレシピ、ぜひお試しになってくださいね!

【旬の食材】さやいんげん

さやいんげんの画像

「さやいんげん」は、1年に3度も収穫ができることから三度豆とも呼ばれています。豆の中でも比較的カロリー・糖質が低いのでダイエット中の人にも嬉しい食材です。カリウムが豊富に含まれているため、利尿を促し腎臓病予防に効果があります。

 マクロビ的には今の時期から夏にかけて旬を迎えるさやいんげんの仲間たちは、陰性のエネルギー(体を冷やしたり排出を促したりする)を持つと考えます。つまりはデトックス効果が高いうえに、ほてりがちな季節に体を優しくクールダウンしてくれる頼もしい食材なのです。また、ベータカロテンやビタミンB群、必須アミノ酸のリジンやアスパラギン酸などを多く含んでいるため疲労回復にも効果的です。

 年度が替わり、新しい環境へ順応しきれず、心身共に不調、というサインが現れる五月病のシーズンなどには、疲労回復効果のある「さやいんげん」を日々の食事に取り入れて、元気な毎日を送りましょう。

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2014.05.23(金)
文=中村恭子
撮影=秋元良平