バランスのとれた食生活が美と健康の基本!
カラダのために野菜を食べるのがいいと知ってはいるけれど、もっとキレイになるためにはどんな野菜をどんなふうに摂るのが効果的? フードアナリストの資格を持つ内科医の星野慈先生に、野菜との上手なつきあい方についてお話を伺いました。
「今、健康のために野菜を食べるようにしているという人は増えています。でも、よく聞いてみると自分の好きなものばかりという人も少なくありません。野菜によって含まれる栄養は違うので、できるだけいろいろな野菜を摂るべきですね。ビタミンの中には、こまめに摂ることでカラダの調子が整うというものも多いので、一気に食べるのではなく毎日野菜を摂るのを習慣にしたほうがいいでしょう。新鮮な野菜だと、エネルギーも湧いてきますよ」。
「旬の野菜というのは美味しいばかりではなく、その時期のカラダに必要な栄養成分が含まれているものです。さらに、自分の体調や状況に合わせて、カラダが欲しているものを摂るようにするといいでしょう。質のいい野菜を使って料理すると、美味しいうえに、栄養もしっかり摂れるようになります。調味料を使った濃い目の味つけに慣れてしまうと、将来的に生活習慣病のリスクが高まることになるので、家族のためにもできるだけ素材の味を生かして料理するように心がけたいもの。そのためにも、味の濃い良質の野菜を選びましょう」。
手軽に出来て美味しい!
季節野菜たっぷりのキレイになれるお手軽レシピ
暑さが続いて寝不足になったり、疲労がたまって夏バテ……そんな季節に食べたい野菜料理をピックアップ。旬の野菜でキレイになるためのポイントを星野先生に教えてもらいました。
空豆とトマトのリゾット[調理時間・16~30分/ひとり分のカロリー・306Kcal]
空豆にはレシチンが含まれていて、脳神経の活動を活発にする効果や、脂肪肝を予防する効果があります。トマトのβカロチンやリコピンは美肌に効果的。炭水化物やトリプトファンで、精神的にも落ち着いてぐっすり眠れるようになるはずです。
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アスパラとエビの焼き春巻[5~15分/177Kcal]
アスパラガスには、疲労回復効果のあるアスパラギン酸が含まれ、抗酸化作用に優れています。また、妊婦さんがとくに必要な葉酸も多く、貧血予防の効果が。お肌の血色がよくなる効果が期待できます。
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夏野菜の寒天サラダ[5~15分/35Kcal]
きゅうりにはカラダを冷やす作用があり、夏のほてったカラダにぴったり。日焼け後の肌にもいいでしょう。寒天は海藻なので食物繊維やヨードが含まれ、代謝もアップ。ダイエットにも最適です。
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アボカドとバナナのアイスクリーム[5~15分/330Kcal]
アボカドは食べる美容液と言われるほど美容成分の高いもの。生のままなら、ビタミンCを熱で壊すことなく摂ることができます。バナナのカリウムにはむくみをひかせる効果が。美容にはとくにおすすめのデザートですが、ややカロリーが高いので食べすぎには注意を。
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【まだある! 季節野菜をつかったキレイになれる簡単レシピ】
※「らでぃっしゅぼーや」のレシピページへリンクします。
- <キャベツの雑穀スープ>
[31~60分/109Kcal]
美容にいい雑穀のビタミンB群はダイエットにもおすすめ - <とうもろこしとそら豆のフリット>
[16~30分/193Kcal]
ルチンの抗酸化作用やビタミンC、レシチンで美しく - <なすのバジルピザトースト>
[5~15分/291Kcal]
カラダの炎症を鎮めるナスは、夏のほてりや生理前のむくみに
- <おくらじゃがいもかぼちゃのお好み焼き>
[16~30分/329Kcal]
βカロチン、ビタミンC、カルシウムが豊富 - <ガレットの蒸しトマト添え>
[16~30分/161Kcal]
トマトのβカロチンで髪や瞳の美しさをアップ
※調理時間はあくまでも目安です。
教えてくれたのは……内科医 星野慈さん
糖尿病・代謝・内分泌内科医。幼少期をカナダ、トロントで過ごし、大学在学中から食に対して興味を深め、フードアナリスト資格取得。現在、糖尿病や代謝を専門分野として診療にあたるかたわら、食の大切さを広めるべくラジオパーソナリティ、ライターなどとしても活躍中。
【eCREAアンバサダーが語る、美味しく食べてキレイになる秘訣とは?】
夏に向けてキレイになるための情報にとくに敏感なeCREAアンバサダーの3人が集合。美味しくて、カラダにいい野菜スムージーを体験してみました。さて、その結果は……?
【上質な食生活をサポートしてくれる「らでぃっしゅぼーや」の宅配サービスとは?】
有機野菜、低農薬野菜、無添加食品など、安全で安心な食品を宅配してくれる「らでぃっしゅぼーや」は、忙しい女性や子どものいる家庭に人気。旬の野菜の栄養素をしっかり摂ることができるからダイエットや美容のサポートにもぴったりです。そして、何より美味しいので、毎日の食生活が変わるきっかけにもなるはず。ぜひチェックしてみて!
2014.05.28(水)
取材・文=嵯峨崎文香
撮影=石川啓次、近藤俊哉