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自分のケアを一番最後にしちゃうんですよね

――少し話は変わりますが、ここのところ安達さんは、ほとんど間を空けず、ドラマや映画に出演されています。それだけ忙しい中で、健康や美容のために心がけていらっしゃることはありますか?

安達 それが本当に……全然ちゃんとできていなくて(笑)。自分のケアを一番最後にしちゃうんですよね。具合が悪いなぁと言ってると、マネージャーにも「またか」と言われたりして。

 お肌のケアは、自分で化粧品を作っているので、もうほぼそれだけですし、美容クリニックも本当に肌荒れがひどい時にだけ行くくらいで。

――お肌の調子が悪い安達さん、という覚えがないのですが。

安達 いえ、あるんです! 食べ物も制限せず好きなものを食べてますし、ストレッチとかも、サボり始めると何カ月もサボるし(笑)。

 ただやっぱり、40代に入ってからは、今までは「何とか根性で、やりきれる!」みたいな感覚があったんですが、それがもう利かなくなってきているな、と感じるところはあるので、自分の体にも内面にも目を向けないと、とは思っています。心の声を聞くというか、「ちょっとそろそろ休んだ方がいいんじゃない?」って自分自身に相談しながら進めないとね、って。

――共演のおふたりと、健康や美容の情報を交換されたりはしていますか?

安達 「何も知らなすぎなんですけどー」って言われました(笑)。「ダメですよ!」って。教えてもらったサプリメントを早速注文したので、それを取り入れたいなと。

 あとはやっぱり、ストレスをかけないっていうことが一番大事で、自分には合っているのかなと思っています。「〇〇しなきゃ」というのが本当に向いていないので。自由にしているのが心身ともに私にはいいのかなと思って。

――CREA WEBの読者の皆さんも、日々仕事や家庭、子育てのことで悩んだりしながら、たくさん頑張っています。今現在色々と悩みを抱えている方に、メッセージをいただけたら。

安達 そうですね、私自身もすごく悩むこともたくさんあるんですけど、多分、「完璧にやろうと思わないこと」が大事なんだろうなと思ってます。結局自分がパンクすると、それは子供にとってもよくないし。自分のできる範囲で頑張ればいい。

 私も人に頼ったりしますし。頑張りすぎない、適当にやるということを、“それが悪いことじゃない”と知ることがすごく大事だなと思います。例えば私も、「他のお母さんはできてるのに、なんで自分はコレができないの?」って思うこともあるんですけど、それはもうしょうがない、っていう風に、ちょっと“自分をあきらめる”。

 “あきらめる”という言葉を使うと、ネガティブな印象だけど、でも「自分を少しだけあきらめてみる」というのも、心を軽くするひとつの手段かなと思います。皆さん本当に頑張りすぎるくらい頑張っていて、心配になっちゃうので。

――ドラマはかなり多くの女性の共感を呼ぶのではと思います。ここを見てほしい! という見どころを教えてください。

安達 タイトルも強いですし、起こっている出来事が極端だったりはするのですが、でもそれぞれが感じている孤独感などの感情は、見ている方たちにも共感してもらえると思います。あちこち思い当たることがあるかなって。夫との行き違いや考え方の違いは、結婚している方だったら誰しも多少あるのかなと思いますし、結婚していなくても、誰かと一緒にいても寂しいと感じたりすることもたくさんあると思うんです。だから誰が見てもスッキリする部分があるんじゃないかなと。自分だけじゃないなって思えたり。

 それと、あまりにもいろんな展開があるので、心をかき乱されながら見てもらえたら嬉しいなと思います。

『夫よ、死んでくれないか』(テレ東)

4月7日スタート、毎週月曜・夜11時06分~11時55分放送
原作 丸山正樹
脚本 的場友見
監督 佐藤竜憲、進藤丈広、柿原利幸 

プロデューサーいわく、「テレ東『夫シリーズ』の集大成で最大の問題作」。結婚を機に、理想の自分や理想の人生、理想の家庭とのギャップが大きくなっている、高校時代からの親友3人。しかもそれぞれの夫は、不倫、束縛、モラハラとそれぞれに問題だらけ。3人ともに人生のリスタートを目指して、障壁であるクセ強の「夫」を消すために共闘することになるが……。共闘、衝突、マウンティングを繰り返しながら、失った幸せを求めて3人が奮闘する、マリッジサスペンスドラマ。
https://www.tv-tokyo.co.jp/otoshine/

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2025.04.03(木)
文=斎藤真知子
写真=佐藤 亘