日本が誇る四季折々の魅力に迫る季節の絶景特集。まだ知られざる四季折々の表情を見せてくれる日本の風景に改めて魅了されたという人も多いはず。

 今回は、福井県が誇る春の絶景・風物詩をピックアップ。

 日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。これからの旅の参考にどうぞ!

» #01 一乗谷朝倉氏遺跡
» #02 大野市の「花のジュータン」
» #03 荒磯遊歩道・二の浜遊歩道
» #04 ツリーピクニックアドベンチャーいけだ
» #05 神子の山桜
» #06 神と紙のまつり
» #07 西山公園のつつじ
» #08 三国祭
» #09 花換まつり
» #10 お水送り

» 日本の隠れ絶景・風物詩リスト


◆一乗谷朝倉氏遺跡

 5代103年間にわたり越前を支配した戦国大名、朝倉氏の城下町跡。

 1573年に織田信長との戦に敗れたことで、火を放たれた城下町は廃れ、埋もれてしまいました。しかし、1967年からの本格的な発掘調査によって、町並みがほぼ完全な姿で発掘。非常に貴重な遺構となっています。

 当時を再現した町並みも人気で、特に春は唐門と桜の組み合わせが大変風情があります。国の特別史跡に指定され、戦国時代にタイムスリップしたかのような気分を味わえます。

 2022年には一乗谷朝倉氏遺跡博物館もオープン。展示室では、国指定重要文化財を含む、およそ800点の出土資料が展示されています。歴史好きにはたまらないこの場所を桜とともに楽しんでみては。

一乗谷朝倉氏遺跡(いちじょうだにあさくらしいせき)

所在地 福井県福井市城戸ノ内町
https://ichijo-dani.com/

◆大野市の「花のジュータン」

 標高1,500メートル級の山々に囲まれ、ふもとには田園風景が広がる大野市。4月下旬には20ヘクタールの水田地帯にシバザクラが出現する「花のジュータン」で楽しませてくれるのが春の風物詩となっています。

 最初2~3軒ほどの農家ではじまった植栽は30軒あまりに広がり、平成15年度には市の景観賞にも選ばれています。のどかな水田を色鮮やかに彩るのはこの時期だけの美観。

 越前おおのには、里山に可憐に咲くカタクリや山間に紅白の花を咲かせるハナモモなど春の野花がたっぷり。長い冬を待ちわびたかのように、可憐に咲き誇る花々は、一段と美しく見えます。

例年の見ごろ:4月下旬~5月上旬

花のジュータン(はなのジュータン)

所在地 福井県大野市
https://www.fuku-e.com/spot/detail_5120.html

2025.04.06(日)
文=CREA編集部