風光明媚な七星潭でユニークな魚グッズをお買い物
美術館でアートを満喫したら、海岸線が美しい「七星潭」を訪れてみましょう。白い砂浜とコバルトブルーの海がどこまでも広がり、身を置くだけで癒やされるはずです。
七星潭ビジターセンターには、魚の食育と持続可能な漁業を推進する「洄遊吧FISH BAR」が併設されています。ここは花蓮出身の若者、黃紋綺さんが仲間と開いた店で、海洋教育に関する体験講座などが催されています。
ここはサテライト展示場の一つで、2階では東海岸に棲息する鯨の写真が眺められます。こちらは写真家の陳玟樺さんによる作品です。
ユニークなのは、1階のギフトショップで魚をモチーフにしたグッズが販売されているところ。かわいらしいピンバッジや布小物などのほか、鰹節味のポップコーンやふりかけ、さらにはジンまであります。ほのかに塩味が感じられるジンですが、意外と飲みやすく、なんと2024年の「World Gin Award」コンテンポラリー・スタイル・ジン部門で金賞を受賞したという逸品です。スピリッツ好きの方は試してみてはいかがでしょうか。
なお、花蓮は鰹節産業で栄えた歴史を持っています。近くには、これをテーマにした「七星柴魚博物館」もあります。
2024.12.28(土)
文・撮影=片倉真理