冷たく乾いた木枯らしが吹き、日本に冬がやってきました。自然の美しさと厳しさをひときわ感じる季節です。
凍てつく寒さが生む景色や、澄んだ空気に映えるイルミネーション……日本各地の冬ならではの絶景・風物詩を集めました。
暖かくして、今しか見られない冬景色に会いにいってみませんか? 今回は、埼玉県が誇る冬の絶景・風物詩をピックアップ。日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。
» #01 三十槌の氷柱
» #02 ぽかぽかこたつ舟
» #03 深谷ねぎまつり
» #04 十日市
» #05 埼玉県こども動物自然公園 カピバラ温泉
» #06 スターライトイルミネーション
» #07 城峯公園の冬桜
» #08 秩父夜祭
» #09 宝登山ロウバイ園
» #10 鬼鎮神社 節分祭
◆三十槌の氷柱
「秩父三大氷柱」の1つである三十槌の氷柱は、岩肌から湧き出る湧水が生み出す天然の氷のオブジェ。1年で最も寒さの厳しい1月中旬から2月中旬に見ることができます。石清水が凍結してつくられた、高さ約8メートル、幅約30メートルにもおよぶ巨大な氷柱の群れは圧巻。
夜間はライトアップされ、昼間とはまた違った姿を楽しめます。
※氷柱の状況は、天候や気温などの条件で変わります。
三十槌の氷柱(みそつちのつらら)
所在地 埼玉県秩父市大滝4066
https://navi.city.chichibu.lg.jp/p_flower/1403/
◆ぽかぽかこたつ舟
国指定の名勝・天然記念物である人気観光名所「長瀞」。旧親鼻橋から旧高砂橋までの荒川沿いに結晶片岩でできた「岩畳」や断崖「秩父赤壁」が続く、古くから景勝地として親しまれているスポットです。
この景色を舟で川を下りながら観賞できるのが、観光舟下り「長瀞ラインくだり」。冬季は「ぽかぽかこたつ舟」として運航しており、岩畳周辺の瀞場(とろば)を約20分かけて1周することができます。
夏の急流下りとは異なり、和舟に乗り豆炭あんかのこたつでぬくぬくと温まりながら、ゆったりとダイナミックな景観を楽しめます。
開催期間:2025年1月1日(水・祝)~2月28日(金)10:00〜14:30(受付時間)
ぽかぽかこたつ舟(ぽかぽかこたつぶね)
所在地 埼玉県秩父郡長瀞町長瀞489-2
https://www.chichibu-railway.co.jp/nagatoro/pokapoka.html
2025.01.04(土)
文=CREA編集部
協力=埼玉県物産観光協会