CREA WEBで連載され、2020年に刊行された帆さんの動物マンガ『クマとカラス』のフランス語版が、フランスのコミック批評家・ジャーナリスト協会「ACBD」が主催するコミック賞の児童部門を受賞しました!


帆さん『クマとカラス』が快挙!

 フランスのコミックの批評家とジャーナリストによる協会ACBD(The Association des Critiques et des journalistes de Bande Dessinée)が主催するACBDコミック批評家賞児童部門(Prix jeunesse ACBD)を、『クマとカラス』のフランス語版が受賞いたしました!

 ACBDコミック賞(Grand Prix de la Critique)は1984年に創設され、児童部門Prix jeunesse ACBDは2016年に始まったカテゴリーです。

 ACBDコミック賞にはアジア部門もあり、アジア部門では多数の日本の漫画が受賞していますが、児童部門はバンド・デシネ(フランスのコミック作品)が選ばれることが多く、日本の漫画が受賞するのは今回が初めてです。

 受賞作の発表は11月23日に行われ、授賞式は11月30日にパリ郊外のモントルイユで開催される児童書のブックフェアで行われるとのことです。

■帆さんコメント

この度はACBD賞を頂戴し、大変光栄に思います。
日本が舞台のお話なので、海外でも読んで頂けたことに少し驚きましたが、動物たちの生きるエネルギーや希望を漫画で描けていましたら幸いです。
二匹の少し不思議な巡り合わせと旅を楽しんで頂けたら嬉しいです。
この本の翻訳・出版に携わってくださった方々に心より感謝申し上げます。
誠にありがとうございました!

動物たちのあたたかい日常を描いたマンガ「クマとたぬき」でデビュー。
X @p6trf_w

クマとカラス

定価 1,045円(税込)
文藝春秋
» この書籍を購入する(Amazonへリンク)

2024.11.24(日)
文=ライフスタイル出版部