最初はお行儀よくちょっとずつ、分かっちゃいるけど、どれも旨い!
そして途中からは、韓国のビビンパのように、全部をしっかり混ぜて食べると、これこそ究極のまぜのっけ丼!
とろろやオクラのねばりに、魚系の塩味、肉系の脂まで合わさり、もはや丼の小宇宙。おもわず、
「デリーシャス! グレイト! これは本当に美味しいということを、私は断言せんければなりませんでしょうっ!」
と、美味しんぼに出てくる、丼好きの外国人アーサー・ブラウンになってしまいました!(分からない人は、美味しんぼ18巻第4話<丼の小宇宙>をチェックしてね)
締めはカットりんご
豪華丼をすっかり満喫したところで、最後にはアレが残ってます。
そうです、カットりんごです。
わんぱくな朝食を楽しんだあとの、2切れの清涼剤。
興奮しすぎた胃と心を落ち着かせてくれます。
朝からはしゃぎ過ぎた、すき家でのスペシャルまぜのっけ朝食。
すっかり満足・満腹になり、目の前に浮かぶすき家の丼のロゴを見つめながら
「よし、お昼は牛丼食べよ!」
と、なりましたとさ。
写真=山元茂樹/文藝春秋
※取材は2024年5月29日に行いました。
2024.07.06(土)
文=小宮山 雄飛