この季節、この場所でしか見ることが出来ない景色を見に、出かけてみませんか。
青い海と空が眩しい夏らしさ全開のビーチ、気持ちのいい風が吹く避暑地、そしてお祭りや花火など夏ならではのイベント……。日本全国にはまだ見ぬ夏の魅力がたくさんあなたを待ち受けています。
「いつか」ではなく、夏休みの旅行の参考に。滋賀の夏の絶景・風物詩10選をお楽しみください!
» #01 醒井・地蔵川の梅花藻
» #02 多賀大社 万灯祭
» #03 びわ湖大花火大会
» #04 マキノ高原キャンプ場
» #05 竹生島からの琵琶湖の景色
» #06 琵琶湖のヨットの風景
» #07 近江鉄道とひまわり畑
» #08 びわこ箱館山 風鈴のよし小道
» #09 鶏鳴の滝
» #10 八丈岩
◆醒井・地蔵川の梅花藻

地蔵川は、居醒の清水(いさめのしみず)から湧き出る清水によってできた川で、冷涼で清らかな水の中でしか育たないといわれる貴重な水中花「梅花藻」を見ることができる。
梅花藻は、川の中から顔を出すように咲く、梅のように白くて小さい花。5月下旬から咲き始めて盛夏に向かって花の数が増えていく。見ごろを迎えるのは、7月初旬から9月中旬頃。
涼しさを誘う光景が見る者を癒してくれる。ただし、大雨のあとは花が散ったりするため、あまり鑑賞に適しているとはいえず、できれば晴天が何日か続いたあとに訪れたい。
醒井・地蔵川の梅花藻(さめがい じぞうがわのばいかも)
所在地 滋賀県米原市醒井
https://kitabiwako.jp/spot/spot_362
◆多賀大社 万灯祭

「多賀大社」は、天照大神の両親である伊邪那岐命と伊邪那美命を祀った神社。全国に239社ある多賀神社の総本社で、「お多賀さん」の名で親しまれている。
延命長寿・縁結びの神として知られ、古来、全国各地から多くの人が訪れている。
毎年8月3日から5日には「万灯祭」が行われ、境内に約1万灯の提灯が飾られる。この祭事は祖先霊の守護を祈念するもので、たくさんの提灯が整然と並ぶ光景は神秘的だ。期間中はさまざまなイベントも開催され、県内外から多くの人が訪れる。
多賀大社の楽しみは、なんといっても門前で買って帰る「糸切餅」。こしあんが包まれ、赤と青の3本の線が入ったお餅は上品でやわらかく、甘すぎないのも◎ 伊勢神宮の門前餅として有名な「赤福」にも匹敵する、知る人ぞ知る滋賀県の名物だ。
開催日:2025年8月3日(日)~5日(火)
多賀大社 万灯祭(たがたいしゃ まんとうさい)
所在地 滋賀県犬上郡多賀町604番地
https://www.biwako-visitors.jp/spot/detail/1207/
https://www.tagataisya.or.jp/
2024.07.20(土)
文=CREA編集部