Otomato ユニクロを取り上げると、一気に視聴者数が伸びるというのはありました。それくらいマジョリティというか、誰もが使うブランドなんですよね。

 その一方で、お店に行ってもシンプルなアイテムが多く、どう組み合わせたらおしゃれに見えるのかイメージがしにくいところもあるので、私がそれをコーディネートして示すようなものがいいのかな、と思っています。

 

トレンド感があるベーシックなアイテムを選ぶと良い

――たしかに、あの膨大なアイテムをどうやって選んで組み合わせればおしゃれに見えるのかわかりません。選ぶときのコツは?

Otomato 実は私もユニクロは難しいなというか、ちょっと苦手で。ただ、GUよりも生地が良いし、ベーシックなので長く着られるんですよね。

 なので、ユニクロの場合は仕事にも着て行ける、今ならタックワイドパンツのようなトレンド感があるベーシックを選ぶといいと思います。あと、ユニクロはシルエットがきれいなので、ジーンズもカッコいいものが多いですよ。

――Otomatoさんといえば、ファストファッションブランドには見えない“高見え”コーディネートが特徴です。今日おめしになっているお洋服を紹介してもらっていいですか。

Otomato ジャケットはH&Mで6900円のもの、ボトムは2900円でGU。アクセサリーは1000円くらいで、カバンは1万円いかないくらい。唯一、靴だけはいただきもので2万円と、自分では買わないお値段です(笑)。

着用感がわからないものは、店舗に行って確認

――“高見え”のコツはなんでしょう?

Otomato 生地、ですね。たとえば紺ブレだと、ポリエステルを使って安く作っているものが多いですが、キラキラ光るポリエステルは安っぽく見えるので避けています。お店で光を当ててみて、生地の厚みとともに確認してみてください。

 今着ているこのジャケットも、生地が良さそうだと思ってオンラインで買ったんです。

2024.06.10(月)
文=小泉なつみ