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ゴールド・コーストはビーチタウン巡りが楽しい
![オープンエアで心地いい「ザ・トロピック」のテラス席。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/7/1280wm/img_b7872fac05ca240b7a48fc259d81b561151605.jpg)
雄大な青空と、どこまでも続く砂浜、そして豪快に打ち寄せる波……。ゴールド・コーストの醍醐味といえば、やっぱり陽気なビーチライフ。全長約57キロもの海岸線をもつ都市だけあって、ビーチ沿いには、個性的な街が連なっている。
観光の中心といえば、いちばんの繁華街サーファーズ・パラダイス。高層ビルが林立するエネルギッシュな街だ。一方、北隣のメイン・ビーチは、ラグジュアリーリゾートや高級ショッピングモールなどがある優雅な空気をまとったエリア。さらに南隣のブロードビーチは、高級カジノなどがあり、大人の雰囲気を醸す街。華麗なレストランなども多く、ちょっとドレスアップして出かけたくなる。
バーレーヘッズで小粋なビーチライフを満喫
![のどかな海辺の公園。くつろぎながらサーファーを眺める人たちがいっぱい。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/8/1280wm/img_9814a2b00378e1f65696721fcbb0829f300364.jpg)
そして、健康的でおしゃれなビーチカルチャーを満喫できる街といえば、バーレー・ヘッズ。ローカルにも旅行者にも大人気のビーチタウンだ。
まず訪れたいのが、緑も豊かな海辺の公園。小高い丘になっており、眼下に広がる海は、まさにサーフ天国。上級者が集まることで知られ、波しぶきに煙るなか、大波に挑むサーファーたちの姿を眺めているだけで、あっという間に時が過ぎていく。
![可愛いお店が多いのがバーレー・ヘッズならでは。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/f/1280wm/img_2fde2cc50fe5d7cc0b5275b31952e112165687.jpg)
なお街の中心は、公園から徒歩15分ほど。地元で評判のベーカリーカフェやセレクトショップなどが集まり、小さい街ながらキラリと光る感性に出会えるのが、バーレー・ヘッズならではだ。
そのほかマーメイド・ビーチ、キラ・ビーチなど、気になるビーチタウンがいっぱいのゴールド・コースト。気分に合わせて、お気に入りの街へ出かけよう。
バーレー・ビーチを一望する人気レストラン
◆The Tropic(ザ・トロピック)
![新鮮なシーフードや野菜、ハーブを使った料理に舌が喜ぶ。“オーシャンキングプローン” 44ドルほか。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/6/1280wm/img_0686372cfe9df00da1045bfdaf601be0293771.jpg)
バーレー・ヘッズに行くなら、とにかく予約しておきたいのが「ザ・トロピック」。2019年にオープンしたモダン・オーストラリアン・レストランだ。
人気はビーチを一望にするオープンエアのテラス席。トロピカルカラーのカクテルで乾杯して、海を眺めているだけで、完璧に幸せな気分になれる。
![まずはカラフルなカクテルで「乾杯!」。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/4/1280wm/img_34dcbc4f39b06f18563d8191fb69dd6e98510.jpg)
お待ちかねの料理も地元食材をふんだんに使い、とりわけ地中海スタイルも取り入れて仕上げるシーフードのフレッシュな美味しさは格別。
なお、隣にはカジュアルスタイルのレストラン「バーレー・パヴィリオン」も。窯焼きピッツァなどが評判だ。
![心地よい活気に溢れる店内。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/a/b/1280wm/img_ab5ca5b49d4ff26932822db091a19cf6272426.jpg)
The Tropic(ザ・トロピック)
所在地 3b/43 Goodwin Terrace, Burleigh Heads
電話番号 07 5661 9050
営業時間 12:00~深夜(金・土・日曜 11:00~深夜)
定休日 無休
https://thetropic.com.au/
2024.05.07(火)
文=矢野詔次郎
撮影=志水 隆、鈴木七絵
コーディネイト=宮坂ちえ、箕輪洋一(OCEAPRO)
CREA Traveller 2024 vol.2
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。