この記事の連載

日本における北欧文化発信基地が表参道に

Q2 贈りものが見つかる店は?

Hyvaa Matkaa!

 昨年、表参道にオープンした、北欧旅行フィンツアーが運営する北欧カルチャー発信のカフェ&ショップ。

「店名はフィンランド語で『どうぞ良い旅を!』という意味。カフェの手前にあるショップはポップアップで内容が変わります。北欧やバルト三国を中心にした雑貨と出合えます。フィンランドのお菓子やお茶、日用雑貨などは常時買えるものが揃い、現地気分に」

Hyvaa Matkaa!(ヒュバ マトカ)

Instagram @finntour_hmc

古いものにこそ価値が。上質なものを贈る文化

Q3 この都市ならではの贈りものトピックスは?

『いまあるもの』を大切にするライフスタイル

「必要以上にものを持たず、『いまあるもの』を大切にするのが、フィンランドのライフスタイル。必ずしも新品を贈るのではなく、ヴィンテージを扱うセカンドハンドショップが多くあるので、そこで相手が喜ぶものを探して贈りものにする、といった良いサイクルが根付いています。世代を超えて使えるようなシンプルなデザインや、丈夫なものが多いのも納得です」

●教えてくれたのは……

かくたみほさん
フォトグラファー

2006年より作品撮影のためフィンランドに通い、写真集『MOIMOI そばにいる』『光の粒子』(求龍堂)を出版。動物と音楽が好き。▷嬉しかった贈りもの 私をイメージしてつくってくれたという花束。

※47都道府県の手土産やスタイリスト・曲田有子さんがセレクトしたクッキー缶9選、2023年のベストコスメなどのコンテンツは「CREA」2024年冬号でお読みいただけます。

次の話を読む【間違いのないハワイの手土産】ローカル焙煎工場のコーヒー豆、キッチュなTシャツやエコバッグ…

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自由に旅できるいまだから気になる
あの都市の贈りもの

2024.02.11(日)
文=大嶋律子(Giraffe)
写真=アフロ〈風景〉

CREA 2024年冬号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

贈りものバイブル

CREA 2024年冬号

贈りものバイブル

定価980円

気兼ねなく人と会い、久々に好きな場所を旅する――。2023年は心躍る、まさに再会の年となりました。ここ数年の時代と価値観の大きな変化を経て、ギフト選びもアップデートが必要に。そんないま、贈りもの賢者たちは何を選ぶのかを伺いました。挨拶代わりの手みやげから、大切な人へ思いを伝える名品まで、650点以上のギフトの中から、あなたのお気に入りが見つかりますように。