待ちに待った、旅して家族や仲間と賑やかに楽しめる夏がやってきました!

 海外旅行もいいけれど、日本には四季の移り変わりを感じられる風景が数多く存在しています。自粛中に、そんな日本の魅力に気付いた人も多いかもしれません。

 「いつか」ではなく、今度の夏休みの旅行の参考に。私たちを待っている夏色の景色をお楽しみください!

» 日本の隠れ絶景・風物詩リスト


◆磊々峡

 「磊々峡(らいらいきょう)」は、秋保温泉湯元付近に位置する渓谷。名取川の急流の浸食によりできた峡い谷が約2キロメートル続いており、深さは約20メートル、奇岩が頭上からせまるようなダイナミック渓谷美が広がっている。

 渓谷内には、「八間巌」「鳴合底」「時雨滝」など豊富な見どころが点在しているので、渓谷沿いにある約700メートルの遊歩道を散策しながらそれらを楽しめる。

 また、夏には美しい緑が望め、奇岩群と急流が鮮やかな緑に包まれる。

磊々峡(らいらいきょう)

所在地 宮城県仙台市太白区秋保町湯元
https://www.sentabi.jp/guidebook/attractions/74/

◆仙台七夕まつり

 「仙台七夕まつり」は、仙台市中心部を七夕飾りが彩る「紙と竹」の優美な祭典。七夕行事は藩祖・伊達政宗公の時代から行われていたといわれ、昭和3年から飾りつけを競い合うイベントとなり、現在も七夕祭りとして日本一のスケールを誇る。

 七夕は一般的に7月7日の行事として知られ、仙台七夕まつりは中暦に合わせて8月に開催。仙台駅前から中央通り、一番町通りのアーケード街に各商店会が手作りした豪華絢爛な竹飾りが飾られ、審査会も開催。

 中心部だけでなく、周辺地域の商店街の素朴な七夕飾りも懐古的な趣があり、人々の目を楽しませてくれる。

開催日:毎年8月6日~8月8日

仙台七夕まつり(せんだいたなばたまつり)

所在地 宮城県仙台市中心部および周辺の地域商店街
https://www.sendaitanabata.com/

2023.07.29(土)
文=佐藤由樹