![「NOT A HOTEL NASU」の中の1棟、「MASTERPIECE」の美しい外観。©KOZO TAKAYAMA](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/2/1280wm/img_82b9cd1b503dd21dafb0bf5d9bedc280132829.jpg)
近年、ライフスタイルが多様化し、多拠点生活を始める人が増えてきました。全国各地に、週末のリゾートステイやワーケーションを楽しめる施設・サービスが続々と誕生しています。
そのなかで今、徐々に人気を集めているのが「NOT A HOTEL」。有名建築家が手がけるデザイン性とテクノロジーによる機能性、ホテルのような快適性を備えるハイエンドな別荘です。
シェア購入して別荘を所有
![焚き火を囲む、広々としたリビング・ダイニング。©KOZO TAKAYAMA](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/8/1280wm/img_98dbc2ccc95ea1ee34cce0c217a8125f87630.jpg)
NOT A HOTELは、最小で年間10泊から別荘をシェア購入できるサービス。別荘を買っても年に数回しか利用しないという方は多いですが、NOT A HOTELなら利用する分だけ購入できるので、無駄がないのがうれしいポイント。
もちろん1棟丸ごと買うことも可能で、使わない日はホテルとして貸し出すという活用の仕方もできるのです。
那須の高台の一等地に佇む
◆NOT A HOTEL NASU
![「MASTERPIECE」の寝室。目覚めると目の前に圧巻の景色が広がります。©KOZO TAKAYAMA](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/8/1280wm/img_1821c4bc5426488c5156122caed6afb698534.jpg)
現在、全国にある拠点はいずれも、圧倒的なロケーションと建築美が大きな魅力。世界的に名を知られる建築家やクリエイターによって手がけられており、その土地の自然をより楽しませてくれます。
例えば、栃木県にある「NOT A HOTEL NASU」。牧場のある高台の一等地に現在2棟のヴィラが立ち(3棟目「CAVE」は2024年に完成予定)、周囲には20頭の馬がのびのびと過ごす、のどかな自然が広がっています。
![ゆったりと寛ぎながら、自然を満喫できる広いテラス。©KOZO TAKAYAMA](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/e/b/1280wm/img_eb25360dea0253a7e81b95554d48d0d5152236.jpg)
「MASTERPIECE」「THINK」「CAVE」の3棟のうち、最も広いのがMASTERPIECE。約1,300平方メートルの敷地に、1階・2階フロアとテラスを合わせて、なんと500平方メートル超え。
建物のデザインを担当したのは、「SUPPOSE DESIGN OFFICE」の谷尻誠さんと吉田愛さん。シックな雰囲気の中に木のぬくもりを感じられるデザインで、どの部屋も窓が大きく造られているため、開放感と自然光をたっぷりと味わえます。
高さ6メートル超えの吹き抜けのリビング・ダイニングは一面すべてがガラス窓になっており、テラスに備わる12メートルのプールと、焚き火台を囲む大きなソファー、その先に広がる牧場の景色を眺められます。
![テラスのプールで泳いでいると、自然の中に浮遊しているような感覚に。©KOZO TAKAYAMA](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/3/1280wm/img_b3d1067490ef1da55c667c884adafbe4105624.jpg)
テラスの右手には、サウナ、水風呂、源泉かけ流し温泉も。一面のガラス窓を通して自然を味わいながら、お湯やサウナを堪能する時間はまさに至福。
![ガラス窓から自然の望むサウナ室。すぐ隣のスペースに水風呂があるのもポイントが高い。©KOZO TAKAYAMA](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/4/1280wm/img_749bb2beff919921ea711171fbcf331a174132.jpg)
![水風呂では陽の光と新緑を感じられ、爽快感は格別です。©KOZO TAKAYAMA](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/0/1280wm/img_40212a14672aee633eb5a5ff8a5f2596142759.jpg)
寝室は高原に面して3室あり、うち1室がマスターベッドルームで、2室が客室。マスターベッドルームにはシャワールームやトイレ、洗面台が備わり、テラスには大きなソファーと焚き火台があるので、夜の静かなひと時を過ごすのにぴったり。
![広々としたマスターベッドルーム。©KOZO TAKAYAMA](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/c/5/1280wm/img_c52935b20f87ed6bab32a78814cb587393757.jpg)
![オーナー専用のロッカールーム。滞在しない期間も荷物を保管できます。©KOZO TAKAYAMA](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/9/1280wm/img_3989d7280b08fe5f21fce4cc06fb0cf454460.jpg)
ちょっと珍しい細長い部屋は、「書斎」スペース。奥行き約5メートルのスペースの先にデスクセットが用意され、椅子に座ると牧場の景観が目の前に広がり、とっても気持ちがいい。
![1人で集中できる「書斎」スペース。©KOZO TAKAYAMA](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/b/1280wm/img_4bffe1ccb9592d10d04bdb2df31bfd9081740.jpg)
食事は専属シェフが用意してくれるという豪華さ。フレンチもしくは和食の「プライベートディナー」のコース料理のほか、キッチンで火を通すだけで作れる鍋料理や鉄板焼きなどのメニューもあるので、自分で調理することも可能です。
シェフが自ら山で採った山菜や地元農家から仕入れた野菜など、地元食材をたっぷり使った料理を客室で作ってもらえます。
2023.08.07(月)
文=佐藤由樹