(3ページ目)「チークの入れ方」もう迷わない！ RMK シニアアーティストが徹底解説色、入れる位置、失敗しにくい剤形も

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チークのキホンQ＆A

Q：自分に似合うチークの色がわかりません。選ぶコツを教えてください。

A：チークを選ぶポイントはいくつかあります。一般的にはブルべ・イエベなどの肌の色で選ぶのが主流ですが、もっと簡単な方法があります。それは、今使っているアイシャドウやリップアイテムの色と合わせること。

　普段アイシャドウやリップアイテムを選ぶときは、服や髪の色に合わせて色を選んでいるはず。だからおのずと「それらと相性の良い同系色のチーク」が「似合う色」になります。チークは目もとと口もとを繋げる役割があるので、入れることでメイク全体のまとまりがよくなります。

　また、なりたいイメージで選ぶのもおすすめです。例えばベージュやアンバー系ならクール、ブラウンならシックで大人っぽく、ピンクならキュート、ローズならエレガントに、さらにコーラルオレンジならカジュアルで若々しいなど、色の持つ印象で選んでみるのも手。

　さらに、色のトーンでも違いが出ます。ペールトーンならピュアな印象に、ダークトーンなら大人っぽく洗練された印象になります。

Q：チークにはパウダー、リキッド、スティックなどさまざまなタイプがありますが、それぞれの特徴を教えてください。

A：まず、パウダーはどんなベースメイクとも相性が良い、オールマイティなアイテムです。高発色のものが多いので、チークでいろいろなイメージにチャレンジしたい方や華やかに見せたい方におすすめです。ふんわり&サラッとしたテクスチャーなので、肌がベタつきやすい方、肌あれしやすい方も使いやすいと思います。

　次にリキッドや練りタイプですが、肌に溶け込みツヤやかに発色するので、フレッシュでナチュラルな印象に仕上げたい方におすすめです。肌が乾燥しやすい人でもしっとりと仕上げることができます。

　そしてスティックタイプですが、クリームよりもサラッとしていて、パウダーよりはしっとりしているため、ナチュラルなツヤと適度な発色を楽しむことができます。メイクバランスが取りやすいアイテムなので、垢抜け感を出したい方におすすめです。

Q：朝きれいについていても、時間が経つとムラになり、落ちてしまいます。ムラにならないテクニックを教えてください。

A：その原因は2つあると考えられます。まずは、スキンケアの問題。肌に水分が入り切っていない状態でメイクしてしまうと、時間が経つとムラになってしまいます。きちんとコットンでパッティングするなど、しっかりと入れ込んでからメイクをスタートさせましょう。

　もうひとつは、ベースメイクそのものがムラになっていること。フェイスパウダーで肌をサラッと均一な状態に整えた後にチークをつけましょう。また、時間が経つとベースメイクがくずれやすい方はチークも一緒に落ちてしまうことが多いので、肌に合ったメイクアップベースを選べば、チークを長持ちさせられるはずです。

　もし夕方になって色が薄くなってしまったと感じたなら、リタッチを。余分な皮脂をティッシュオフしてから、ミストで顔全体に水分補給をしてなじませて、フェイスパウダーをのせてからチークを入れましょう。

Q：チークが付きすぎてしまったときのリカバリーテクニックを教えてください。

A：コットンを裂いて丸め、毛羽だった部分で濃いところをブレンドさせるようにすると、簡単にリカバリーできます。それでも薄くならない場合は、メイクアップベースをスポンジになじませてからチークをオフし、ファンデーションやコンシーラーなどのベースメイクを仕上げ、それからチークを入れます。面倒かもしれませんが、いったんリセットするのがベターです。

Q：メリハリがほしいのでハイライトを使いたいのですが、入れるところを教えてください。

A：一般的なのは、頬骨と眉骨の高いところ（Cゾーン）。ここにツヤを出すとチークとの相対的な働きで立体感や透明感を演出できます。また、鼻筋、上唇の山の上、あご先にも入れるとより効果的です。