川床の風情と洗練のホテルステイ

◆THE THOUSAND KYOTO(ザ・サウザンド京都)

 JR京都駅から東へ徒歩約2分という好ロケーションに位置する「THE THOUSAND KYOTO(ザ・サウザンド京都)」。同ホテルは“次の千年の心地よさを追求した「千年ホテル」”をコンセプトに掲げ、2019年1月に開業した京阪ホテルズ&リゾーツのフラッグシップホテルだ。

 そんな「THE THOUSAND KYOTO」で注目したいのが、2023年10月26日(木)までの期間限定「納涼川床での夕食付き宿泊プラン」だ。

 木々に囲まれた京の奥座敷「貴船川床」、清滝川(きよたきがわ)のせせらぎに包まれる「高雄川床」、鴨川沿いの優雅な景色を楽しめる「鴨川納涼床」。

 夏の京都で一度は体験してみたいのが、川床での食事。この宿泊プランでは、それぞれに異なる特徴を持つ3つのエリアから好きな場所をセレクトし、夕食がいただける。

 京都の夏の風物詩である川床をせっかく訪れるなら、浴衣で出かけるのがおすすめ。同ホテルでは、浴衣レンタル&客室での着付け、希望があればヘアセットなどのオプショナルアクティビティも用意しているので、これを利用しない手はない。京都の夏の旅をさらに思い出深いものにしてくれること間違いなし。

 「納涼川床での夕食付き宿泊プラン」のセット内容は、納涼川床での夕食と、ホテルでの朝食(和洋いずれかをセレクト)。客室は、スーペリアからスイートまで好きなルームタイプをチョイスできる。

 例えば、コンフォート・ミニマリズムなすっきりとしたデザインの「スーペリアツイン」で、川床の自然とのコントラストを楽しむもよし。広々としたテラス付きの「ガーデン・スイート」で、川床だけでなくホテルでも緑や自然に囲まれた滞在を満喫するもよし。

 また同ホテルでもうひとつ注目すべきは、夜になると館内の大階段に投影されるデジタルアートだ。

 これは京都を拠点とするアーティスト・三谷正氏によるもので、作品は京都の自然から着想を得たという、インタラクティブアート×プロジェクションマッピングの「KYOTO+1024」。京都を流れる河川や、うつろいゆく穏やかな雲・風などを表現した3つのタイトルで構成され、人の動きにアートが反応する仕掛けも。 

 夕食を終えてホテルに戻ったら、部屋に戻る前にぜひこのデジタルアート鑑賞を。階段の勾配を生かして京都の涼やかな川の流れを表現した「千条の流れ」が、川床の余韻をそのままに、まるでホテルにも涼を運んできてくれるような体験ができるはず。

 なお、同じグループホテルの「京都センチュリーホテル」「京都タワーホテル」「京都タワーホテルアネックス」でも期間限定で川床での夕食付き宿泊プランを用意しているので、合わせてチェックしてみて。

THE THOUSAND KYOTO(ザ・サウザンド京都)

所在地 京都府京都市下京区東塩小路町570
電話番号 075-354-1000(代)
https://www.keihanhotels-resorts.co.jp/the-thousand-kyoto/
◆特設サイト
https://www.keihanhotels-resorts.co.jp/the-thousand-kyoto/plan/special-offer/noryoyuka2023.html

Column

至福のホテル最新ニュース

ラグジュアリーなリゾート、洗練されたシティホテル、和みの温泉旅館……。世界の津々浦々から、とっておきの最新情報をお届けします!

2023.07.04(火)
文=立花奈緒(ブレーンシップ)