国内外で活躍する30組のアーティストの新作展示と18組の職人の作品販売。やんばるの魅力が満載の「やんばるアートフェスティバル」
2023年で6回目の開催となる沖縄県北部の地域芸術祭「やんばるアートフェスティバル」が、大宜味村、国頭村、名護市の各会場にて開催中。
国内外で活躍する現代アーティスト30組が地理を活かして制作する、沖縄・やんばるでしか生みだせない新作アートの展示や、沖縄県内の職人18組による陶器や織物などの作品販売が行われる。
現代アーティストによる新作展示が行われる「エキシビション部門」の会場は、やんばる地域のさまざまなスポット。メイン会場の大宜味村立旧塩屋小学校をはじめ、沖縄八景の塩屋湾や東シナ海、古宇利島などを一望できる六田原展望台、沖縄本島最北端の泡盛酒造所「やんばる酒造」、やんばるの豊かな森の入口に位置する辺土名商店街など、アート観賞を通じてやんばるの土地の魅力を感じることができる。
今年のフェスティバルのテーマは『シマを繋ぎ シマに響く』。「シマ」とはIsland(島)だけでなく、Community(地域社会)も含み、日本全国のみならず世界の「シマジマ」からやってくるアートを、やんばるで繋ぎ、やんばるで共感・共鳴させていくという意味だ。
2023.03.09(木)
文=CREA編集部