島野菜や“いまいゆ(鮮魚)”など、沖縄ならではの食材を慈しむように調理する島の料理人たち。素材の良さを最大限に引き出した珠玉の逸品が味わえる名店へと足を運んでみたい。

 注目のレストランを4回に渡りご紹介。


島の食材にほれ込んだシェフ渾身の一皿を

◆島cuisine あーすん(しまキュイジーヌあーすん)
[那覇・金城]

 「沖縄の食材はどれも生命力に溢れていて、調理するのが楽しいですね」と話すのはシェフの小林拓真さん。

 東京やオーストラリアのレストランで経験を積み、6年前に帰国。竹富島のホテルで腕を振るった後「あーすん」へ。

 素材へのこだわりが強く、料理に使う野菜やハーブなどは小林さんが生産者を直接訪ね吟味したものばかり。その多くが南国の太陽をたっぷりと浴びた無農薬野菜だ。

 味も香りも濃くしっかりとしているため、調味料をほとんど使用せず、塩やハーブ、アグーの出汁などで調理する。

 コース料理には島豆腐のムースやイナムルチ(沖縄風豚汁)で使われる白味噌のディップなど、伝統的な沖縄料理の要素を取り入れ、シェフのセンスと遊び心を感じさせてくれる。

島cuisine あーすん(しまキュイジーヌあーすん)

所在地 沖縄県那覇市金城5-13-5
電話番号 098-851-5360
営業時間 11:00~16:00(金・土曜は11:00~15:00、18:00~23:00)
定休日 日・火曜
※コース料理は前日までの要予約
https://earthen.owst.jp/

※今般の原材料の高騰により、価格は変更になる場合があります。

Feature

美味しい手仕事のある
沖縄の名店4軒

Text=Kazuhiro Ito
Photographs=G-KEN
Edit=Shojiro Yano

この記事の掲載号

京都と沖縄 二つの美意識を訪ねて Beautiful Kyoto & Okinawa

CREA Traveller 2022 vol.2

京都と沖縄
二つの美意識を訪ねて
Beautiful Kyoto & Okinawa

定価1,350円 (税込)

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