レストランで料理と山梨ワインのマリアージュを堪能したら当然、自宅でも味わいたくなるはず。
地元の醸造家やワイン愛好家にも信頼される店主からアドバイスを受けられる店で、ワイン情報も入手したい。
醸造家のストーリーを聞くのも楽しい店
◆新田商店(にったしょうてん)
![山梨県80社のワインが並ぶ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/5/1280wm/img_156c107a796fcea581a3f99c3eba7500126199.jpg)
昭和14年創業の老舗酒店の店主、三代目の新田正明さんは日本ソムリエ協会認定ソムリエの資格を持つ。
![店主の新田さん。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/6/1280wm/img_8644ff73c0eb5a9b12224461dc904341182859.jpg)
「近年、醸造家や栽培家を目指す若い人たちが山梨に集まっています。山梨はワイン造りの歴史があり、ワイナリーの考え方も多様なので吸収できることが多い。
![単一畑で栽培したブドウの特徴をしっかり反映させたワイン。左から:「キスヴィン甲州 2021」(Kisvin Vineyard&Winery) オープン価格、「霜 SOU 2021 ROSE」(甲州、マスカット・ベーリーA/98WINEs) 2,420円、「K 甲州ペティアン2021」(三養醸造) 1,870円、「シャンテY.A 結ひ 2019」(マスカット・ベーリーA/ダイヤモンド酒造) 5,500円、「新巻 甲州2021」(新巻葡萄酒) 1,672円、「重川 甲州 樽発酵 2021」(塩山洋酒醸造) 2,500円。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/c/4/1280wm/img_c45816051169fb1acb1236247fdee7d8105288.jpg)
![やまとなでしこ種を使い造られるなでしこ農園のバルサミコ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/2/1280wm/img_02d725aabef95c079e87ce90edee00ae69985.jpg)
最近注目されているのは、地区をかなり限定した単一畑で、その土地の特徴を表現した個性溢れるワイン。年によって変化する酒質を楽しむ愛好家も増えています」(新田さん)
![店舗入口。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/4/1280wm/img_94c1de66bf99929eceb6ebed0db87f6b169556.jpg)
新田商店(にったしょうてん)
所在地 山梨県甲州市勝沼町休息1560
電話番号 0553-44-0464
営業時間 9:00~17:00 (変更もあり)
定休日 水曜
http://www14.plala.or.jp/nittawine/
2022.07.18(月)
Text=Motoko Saito
Photographs=Takashi Shimizu、Wataru Sato、Nanae Suzuki
CREA Traveller 2022 vol.3
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。