しまい込んではダメ!
「見える」&「出し入れ簡単」がカギ
洋服、本のように収納場所がはっきりしているアイテムと違い、コスメについては“どこに収納するか”がまず悩み。洗面所が圧倒的に多かったが、寝室、ドレッサー、「自室のいたるところ」(26歳・小売業)など、みんな試行錯誤している様子。
「捨てどきが分からなくて、増える一方」(30歳・販売)、「洗面台に並べるだけで、ちっとも片づかない」(28歳・事務職)といった声が多かった化粧品。そんな化粧品をスッキリ片づけるには、“ある1つのこと”を意識するといい。
「そもそもコスメは“美しくなる”ためのもの。では今持っているコスメ、そして置き場所はあなたをキレイにしてくれていますか?」(美容エディター・藤井優美さん)
うーん、そういわれると自信がないかも。キレイの源であるファンデが数年前のもの、という人も意外といるのではないだろうか。
「化粧品には本や洋服と違って消費期限の目安が存在します。開封後、長期間放置していると、品質が変わる可能性もゼロとはいえません」(SK-II・住友聡子さん)
古いコスメで肌荒れしたら、それこそ本末転倒。まずは必要なものを見極め、不要品は思い切って処分することから始めよう。
お話をうかがったのは
SK-IIPRマネージャー
住友聡子さん
CREA世代の憧れブランドSK-IIの顔ともいえる美人PR。化粧品の品質管理にも詳しく、今回は正しい保存法を教えていただいた
美容エディター/ライター
藤井優美さん
女性誌やwebで活躍中の売れっ子ライター。常に膨大なコスメに囲まれる環境でありながら、合理的かつこまめに整理する達人!
大和ハウス工業技術本部住宅商品開発部企画統括グループ
荒木法子さん
SK-IIとコラボして、今春発表のコクームスペースの開発を担当。女性心理にそった、コスメ収納の画期的アイデアを提案した
2011.08.25(木)
text:Namiko Uno
photographs:Toru Kometani
styling:Yuka Oshima
spetial thanks to AWABEES