街をメインフィールドとする動物写真家の佐々木まことさんが、日本の津々浦々を散歩しながら撮りためた犬や猫の写真は100万枚超! そのなかから厳選した傑作の数々をご紹介します。


vol.100

「かあちゃんのしっぽ……かぶりついたらビックリするかニャ♪」

「……下から気配……また、ろくでもないことしようとしているのニャ……」

●Shooting Memo

私の住む関西では、今の時期は「梅雨」「初夏」に生まれた『チビにゃんこ』たちの成長していく姿を見られます♪
とにかく好奇心が旺盛でヤンチャ盛り……じゃれ過ぎたりしては『母ちゃんにゃんこ』に怒られてパンチされている姿なども(笑)。
写真は昨年の夏に、いつも撮影に行きます漁港にて遭遇したワンカットです!
木製パレットの上でひと休み中の『母ちゃんにゃんこ』……隙間から垂れた尻尾を下から『チビにゃんこ』が狙っております♪

佐々木まこと(ささき まこと)

動物写真家。1968年北海道江別市生まれ、大阪府堺市在住。大阪芸術大学芸術学部写真学科を卒業後、同大学研究室に勤務。その後、'99年よりフリー。「わんこ」「にゃんこ」「どうぶつ」を関西圏を中心に全国津々浦々で神出鬼没にてストーカー撮影中。個展やグループ展などにも多数出展。著書に『ぼく、となりのわんこ』(オークラ出版)、電子書籍『となりのわんこ。vol.1~vol.3』(鈴屋出版)がある。最新写真集は『のらのいる風景』(鈴屋出版)。

Column

佐々木まことの犬猫脱力写真館

佐々木まことさんは、主に街をメインフィールドとした動物写真家。これまで、日本の津々浦々を散歩しながら撮りためた犬や猫の写真は、ゆうに100万枚を超えます。この連載では、その中から厳選した傑作の数々を一枚ずつご紹介していきます。

2021.08.18(水)
撮影・文=佐々木まこと