「懺悔の時間が特に楽しみ」(66・女性)

「タケちゃんマンとアミダババアは無敵。最終回は哀しくて泣きました。週明けの月曜日は、友達とひょうきん族の話で盛り上がっていました。史上最強のバラエティ番組」(50・女性)

「OLの時、残業の土曜日20時にほか弁を食べながら会社のテレビをみんなで観てました。バカバカしいけど、残業中の息抜きになりました。懐かしいわ~」(57・女性)

「吉本の大阪芸人をリアルにつかっていた。大阪を捨てた芸人じゃなくて、大阪のコテコテをそのまんま暴走させていてすごかった。のりおのフラワールームなんて今ではやばすぎるギリギリです」(44・男性)

「『全員集合』がややマンネリ化してきた頃、楽屋オチ、業界用語などを前面に押し出した、良くも悪くも今のお笑いの基礎を作った番組だと思います。大学生の時の番組ですが、ビデオのない時代、酒飲みながら友達と見てました」(58・男性)

「ドリフを“卒業”する契機となる番組でした。バラエティ番組も年齢なりに楽しみが変わるのだ、と」(50・男性)

「お笑いブームの中で芸人が互いにしのぎを削っているところが、お笑い版『仁義なき戦い』のようだった」(53・男性)

 

1位「8時だョ!全員集合」(TBS系・1969~1985)

 1位はテレビ史上に残るお化け番組「8時だョ!全員集合」です。最高視聴率は50.5%(1973年4月7日放送)。加藤茶による「ちょっとだけよ」「うんこちんちん」などの大ヒットギャグも生まれましたが、メンバーの荒井注の脱退で一時は人気が停滞した時期も。

 その後、新メンバー・志村けんによる「東村山音頭」が爆発的にヒットし、ドリフ健在をアピールしました。オープニングコントの舞台狭しと建てられた大セットがオチと共に一気に崩壊する場面も人気。2020年に志村けんが亡くなり、追悼番組が放送され、新しいファンも獲得したようです。

「毎回コントが面白くて、当時ファンだった天地真理、南沙織などのアイドル歌手が出てたので欠かさず見てましたね~(笑)」(61・男性)

2021.05.24(月)
文=「文春オンライン」特集班