いつでも好きな名画を身に付けられる!

 2021年3月4日(木)にニューヨーク近代美術館「MoMA」とカラフルでポップな時計を生み出すウォッチブランドSwatchのコラボレーション時計が発売になります!

 発売に先駆けて、スペシャルエディションの6アイテムをご紹介。

 自分で身に付けるのもよし、アート好きな人へのギフトにしても喜ばれそうです!


ライオンがひょっこり顔を出した文字盤

■アンリ・ルソー「The Dream」(1910年)

 MoMAコレクションの収蔵作品、アンリ・ルソーの「The Dream《夢》」を再現したウォッチ。こちらの絵画は、アンリ・ルソーの最後の完成作品であり、彼の「ジャングル」をテーマにした作品群の1つ。

 ジャングルの茂みから顔を出したライオンが文字盤に印刷されて、どこかユーモアに満ちたアイテムになっています。

ゴッホの筆遣いを感じる迫力ある1本

■フィンセント・ファン・ゴッホ「The Starry Night」(1889年)

 フィンセント・ファン・ゴッホの代表作の1つである「The Starry Night《星月夜》」をデザインした1本。

 ゴッホが晩年、フランスのサン=レミに位置するサン=ポール・ド・モゾル修道院に併設された精神病院で過ごす中で描いた絵画であり、星と月がきらめく夜空を渦巻きが覆う、表現主義的な印象を与える作品です。

 幾層にも色が重ねていくゴッホの筆遣いがひしひしと伝わるような時計に仕上がっています。

色とりどりのカラフルな色彩が目を惹く

■グスタフ・クリムト「Hope,Ⅱ」(1907-08年)

 オーストリアを代表する画家グスタフ・クリムト。彼は生涯にわたり「女性の美」を追い求めた画家の1人ともいえます。クリムトの代表作「接吻」と同時期に制作された「Hope,Ⅱ」は、妊娠中の女性に焦点を当てた作品。

 「黄金時代」と呼ばれる金箔を使用した絵画を制作していた時期でもあり、この絵にも金箔が使用され、モザイク画の影響を受けているといわれています。

 豊かな色彩が文字盤、ベルトを覆いつくしていますが、ケース部分は透明なため、モダンでスタイリッシュな印象に仕上がっています。

2021.03.03(水)
文=CREA編集部