◆鶴丸城御楼門とツツジ
鹿児島(鶴丸)城は、慶長6年(1601年)頃に、のちに島津家第18代当主・初代藩主となる家久が建設に着手した島津氏の居城。
居館(現:県歴史資料センター黎明館)の正面中央にあった鶴丸城御楼門は明治6年(1873年)の火災で焼失。高さ、幅はともにおよそ20メートルと国内最大の城門だったそう。復元工事が完了し、令和2年4月11日から一般開放がスタートし、鹿児島県の新しいシンボルに。
「春はツツジが咲き、城壁と門とツツジのコントラストが綺麗です。梅雨時期からは、堀のハスの花が見頃となります」(「かごしまの旅」担当スタッフ)
鶴丸城御楼門とツツジ(つるまるじょうごろうもんとつつじ)
所在地 鹿児島県鹿児島市城山町7-2
https://www.kagoshima-kankou.com/guide/12332/
◆串木野浜競馬大会
串木野浜競馬大会は、昭和33年(1958年)に当時の荷馬車組合の花見の余興として馬を走らせたのが発端で、今日まで続けられている歴史あるイベント(2021年のイベントは中止)。
「レース会場は照島海岸の約1500メートルの海岸線。可愛らしいポニーや輓馬(農耕馬)のレースでは、砂丘に乗り上げたり、海に飛び込んでしまう馬が出現したりと、ユーモラスなレースが展開されます。
かつては中央競馬場を走っていたサラブレッド(軽種馬)のレースでは、華麗な走りが観客を沸かせます。名物は『ばふ~ん饅頭』。ユニークなネーミングで、味も最高です!」 (「かごしまの旅」担当スタッフ)
串木野浜競馬大会(くしきのはまけいばたいかい)
所在地 鹿児島県いちき串木野市照島5305-1
https://www.kagoshima-kankou.com/event/52025/
2021.03.05(金)
文=CREA編集部