クラフトビール初心者からマニアまで全てのビール好き必見!
ビールをとことん知りたい、そしてガンガン飲みたい人のための書籍『エンジョイ!クラフトビール 人生最高の一杯を求めて』。その共著者であるライターの岩田リョウコさんが、「成城石井」で買えるおすすめクラフトビールを伝授します。
飲みやすいものからクセのあるものまで5種を厳選
居酒屋やレストランで出てくるいわゆる普通のビールではなくて、「クラフトビール」を試してみたいけど、どこでどうやって何から始めればいいのかわからないという方もいると思います。
でも、あの人気スーパー「成城石井」で始められるんです。成城石井のビールコーナーで見つけられるスタイルを、飲みやすいものから、ちょっとクセのあるものの順に5つ挙げました。
どれが好みか選んでみてください。実際に成城石井でまずその1本を買って飲んでみましょう。
#1 フルーティでジュースのようなテイスト
◆ブルームーン(ベルジャンホワイト)
ほんのり甘く、ほんのり酸っぱいオレンジのような味のビール。1995年にできあがったブルームーンはまだ当時はビールとしては珍しい味わいでした。
ひと月に2回満月が巡ってくる2回目の珍しい満月ブルームーンから名前がつけられたそうです。
わたしが初めてブルームーンを飲んだのは2004年頃で、こんなにフルーティーで、ちょっとスパイスも感じられるジュースのような感じのビールってあるんだ、と衝撃を受けました。
すごく飲みやすいので、ビールの苦みが好きじゃない方にまず試していただきたいビールです。
#2 国産ラガーを飲み慣れている方におすすめ
◆プリムス(ラガー)
アサヒやキリンなど国産のラガーを飲み慣れている方におすすめしたいのがこちらのベルギーのラガーです。
ラガーが日本で人気な理由は、やはり飲みやすさとのどごし。ごくごく飲めてのどを潤してくれるビールなんです。
こういうタイプがお好きな方は、外国のラガーを試してみると、その味わいの違いを感じられると思います。わたしも久しぶりにラガーを飲むと、すっきりしていて飲みやすいなと感じます。
2020.11.28(土)
文=岩田リョウコ
撮影=釜谷洋史