化け続けるとホントになり、女は進化する(ニコール・キッドマン)

(1) 22歳:赤毛のオーストラリア女優時代
(2) 35歳:前年のトム・クルーズとの離婚を機に、進化が加速!
(3) 現在、45歳:お直し疑惑もあるが絶世美はキープ中

 美人は美人に生まれるのではない。美人に化けるのだ……それを証明してくれる人は、今どきごまんといるが、確信をもって美人を作ったのが、ニコール・キッドマンだろう。母国オーストラリアで女優をしていた時は、言ってみれば赤毛の大女。しかし、ハリウッドに進出してからは、一作ごとに洗練されていき、みるみる美人になった。シャネルNo.5のミューズとなった頃は、“世界一の美女”と呼びたい美貌で見る者を圧倒。まず、ブロンドヘアになり、キレイに痩せ、肌が透き通り、存在にまで透明感が出て……というのが、この人の美人化けのプロセス。そして美人に化ける人は、すべからく進化する。化け続けるほどに本モノの美人になっていく。だから、女は全員美人に化けなきゃ損なのだ。

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2013.03.11(月)
text:Kaoru Saito
photographs:Yasuo Yoshizawa / Aflo

CREA 2013年4月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

この春 美人に“化ける”10の方法

CREA 2013年4月号

最旬ビューティ大特集
この春 美人に“化ける”10の方法

定価 670円(税込)