化け続けるとホントになり、女は進化する(ニコール・キッドマン)
(2) 35歳:前年のトム・クルーズとの離婚を機に、進化が加速!
(3) 現在、45歳:お直し疑惑もあるが絶世美はキープ中
美人は美人に生まれるのではない。美人に化けるのだ……それを証明してくれる人は、今どきごまんといるが、確信をもって美人を作ったのが、ニコール・キッドマンだろう。母国オーストラリアで女優をしていた時は、言ってみれば赤毛の大女。しかし、ハリウッドに進出してからは、一作ごとに洗練されていき、みるみる美人になった。シャネルNo.5のミューズとなった頃は、“世界一の美女”と呼びたい美貌で見る者を圧倒。まず、ブロンドヘアになり、キレイに痩せ、肌が透き通り、存在にまで透明感が出て……というのが、この人の美人化けのプロセス。そして美人に化ける人は、すべからく進化する。化け続けるほどに本モノの美人になっていく。だから、女は全員美人に化けなきゃ損なのだ。
2013.03.11(月)
text:Kaoru Saito
photographs:Yasuo Yoshizawa / Aflo