街をメインフィールドとする動物写真家の佐々木まことさんが、日本の津々浦々を散歩しながら撮りためた犬や猫の写真は100万枚超! そのなかから厳選した傑作の数々をご紹介します。


vol.060

 「『猫車』っていうらしいけど……どうやったら動くのニャ?」

●Shooting Memo

例年ですと夏から秋にかけては北海道の実家に長期帰省して、野良にゃんこたちをストーカー撮影したりしておりますが……今年はコロナ禍もありましてできませんでした。
写真の光景は、昨年の秋に長期帰省した際に実家の近くにある工場と店舗に併設されているミニ牧場にて遭遇いたしました!
農家などで使っている「手押し一輪車」は「猫車」とも言います。(名前の由来は諸説あり)名前を知ってか知らずか……にゃんこたちも興味津々の模様でございました。

佐々木まこと(ささき まこと)

動物写真家。1968年北海道江別市生まれ、大阪府堺市在住。大阪芸術大学芸術学部写真学科を卒業後、同大学研究室に勤務。その後、'99年よりフリー。「わんこ」「にゃんこ」「どうぶつ」を関西圏を中心に全国津々浦々で神出鬼没にてストーカー撮影中。個展やグループ展などにも多数出展。著書に『ぼく、となりのわんこ』(オークラ出版)、電子書籍『となりのわんこ。vol.1~vol.3』(鈴屋出版)がある。最新写真集は『のらのいる風景』(鈴屋出版)。

Column

佐々木まことの犬猫脱力写真館

佐々木まことさんは、主に街をメインフィールドとした動物写真家。これまで、日本の津々浦々を散歩しながら撮りためた犬や猫の写真は、ゆうに100万枚を超えます。この連載では、その中から厳選した傑作の数々を一枚ずつご紹介していきます。

2020.11.11(水)
撮影・文=佐々木まこと