髪がきれいな人って“きちんと生活していそう”。それは単なるイメージではなく本当のことだった。髪のプロに聞いた、美しい髪のつくり方とは?
ヘアサロンオーナーの美香さんと、育毛治療の医師である田路めぐみさんが、美しい髪をつくる暮らし方について、おすすめ商品とともに紹介してくれました。
熱を加えて サラツヤ髪をつくる
#1 ドライヤーは風量とケア効果で選ぶ
ドライヤーの時間が長すぎると熱が髪にダメージを与えてしまうため、強力な風を発生させるものを選びたい。
さらにケア効果の有無など、自分が重視する機能で選ぶと毎日のヘアドライが快適に。
#2 熱から髪を守るアイテムは必須
ドライヤーを使うときは、熱ダメージを防ぐ成分を配合したオイルやミストを。
つけ過ぎると髪がベタッと重くなってしまうので、ダメージを受けやすい毛先を中心に、量を加減しながらつける。
これはNG! 自然乾燥は髪によくない!
「髪を濡れたまま放置すると、頭皮に雑菌が繁殖する原因になります。頭皮が冷えて、血流が悪くなってしまうこともあるので要注意です」(田路さん)
「シャンプーのあとは、ドライヤーできちんと乾かすほうがいいです。濡れたままだと頭皮環境が悪化し、根もとの立ち上がりも弱くなります」(田路さん)
「ツヤを出すにはドライヤーが必要。どんな髪も多かれ少なかれうねりがあり、熱でのばさないとツヤが出ません」(美香さん)
と、髪のプロが二人とも、ドライヤーは必要と断言。では正しい乾かし方は?
「タオルで髪の水気をとったあと、手ぐしで軽くテンションをかけながら、根もとに風を通していきます。
髪は乾くときに形が決まるので、頭頂部のボリュームを出したいところは、根もとを立たせるようにドライヤーの風を当てるのがコツ。
キューティクルは毛先方向にうろこ状に並んでいるので、それに逆らわないように風を当てると、キューティクルが整ってツヤが出ます。
熱ダメージを防ぐため、ドライヤーは髪から10センチ以上離しましょう」(美香さん)
シスレージャパン
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ダイソン
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2020.07.23(木)
Text=Miyuki Nagata
Photographs=Hirofumi Kamaya
Illustrations=Haruka Toshimitsu