ホットコーヒーが恋しい季節になりました。私は自宅にある手動のコーヒーミルで豆を挽いて淹れていた時期もありますが、今ではキッチンの棚の奥にしまい込んだまま……。

 そんな方に朗報! 手軽な操作で、まるでカフェで飲むような本格的な一杯を淹れられるコーヒーメーカーが続々と登場しているのです。

プロが認めた本格コーヒーを
大人数で楽しめる

ツインバード「全自動コーヒーメーカー CM-D465B」

オープン価格(実勢価格45,000円前後)
http://www.twinbird.jp/products/cmd465.html

 「全自動コーヒーメーカー CM-D465B」は、以前の記事でも紹介した、東京・南千住の名店「カフェ・バッハ」店主の田口護さんが監修した3杯用の「全自動コーヒーメーカー CM-D457B」の新モデル。

 「一度にもっと多くのコーヒーを淹れたい!」という声を受け、一度に6杯まで抽出できるようになりました。

 新モデルでは、3杯用モデルのクオリティーはそのままに、使う豆の量に適した抽出方法を一から見直しました。

 まず1~3杯用、4~6杯用と、それぞれ最適なろ過層が形成できる2つの専用ドリッパーを開発。底面に厚みを出したすり鉢状のろ過層を採用し、使う豆の量が多いときでも安定した味を引き出せるようになりました。

 2種類ある専用ドリッパーは重ねて収納できるのでかさばらず、便利です。

 ミル部には、たくさんの豆がある場合も均一においしく挽けるよう、4×5枚のミル用の刃を搭載。また、除電効果のある樹脂をミルのパーツに採用し、前モデルより粉が周りに飛び散りにくくなっています。

 ミルは着脱できるため、使用後は付属のブラシでサッサと落とすだけ。お手入れも楽ちんです。

 前モデルと同様、挽き方は「粗」「中」「細」の3段階で調節可能。抽出温度も、田口護さんが推奨する「83℃」と、豆の鮮度や煎り具合によってより適した「90℃」の2段階で調節できます。

 抽出できる量が多くなると、本体サイズも大きくなるのでは? と心配でしたが、サイズは約幅160×奥行き335×高さ425ミリと、高さは少しあるものの、スペースを取らず、キッチン棚にもすっきり収納できます。

2019.11.12(火)
文=善村苑香