シリーズで女性のライフプランとお金についてお伝えしています。今回は「教育にかかるお金」について考えます。
子どもを生みたいけれど、将来の教育費のことを考えると出産に踏み切れない。また、子どもはたくさんほしいけれど教育費がかかるので生むのはひとりだけ、というご夫婦は多いようです。子どもを持つことを考えている人にとって、教育費は心配の種。実際のところ、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。
保育園代については前回お伝えしたので、今回は小学校以降の教育費について見ていきます。
子どもの教育を考える場合、たくさんの進路がありますが、大きく3つのパターンに分けられます。小学校から大学までオール公立、またはオール私立、そして、中学校から私立という3パターンです。教育費はオール公立なら880万円程度、オール私立なら2258万円程度、小学校以外私立なら1634万円かかるというデータがあります(文部科学省編『データからみる日本の教育2008』)。どの進路を選ぶかによって、教育費が大きく違ってきますね。
2012.11.25(日)
text:Yoko Hanawa
photograph:Mami Yamada