日本では「冬でもかき氷」はここ何年かのブームだけど、南国台湾では昔から通年で愛されているスイーツ。冬が旬のフルーツや、自家製トッピングが楽しめる間違いのないお店をご紹介。

» 第2回 黒砂糖をブレンドしたオリジナル氷「黑岩黑砂糖」
» 第3回 ヘルシー素材が人気の行列店「震湶雪花冰」
» 第4回 創業42年を迎える老舗食堂「政江號」

◆ 小時候冰菓室
(シャオシーホウピングゥオシー)

草苺牛奶冰 200元。いちご練乳かき氷(12月~5月限定)。

 オーナーの羅さんが子ども時代を過ごした、1980年代の思い出が詰まったメニュー&内装をコンセプトに「子どもの頃のかき氷屋さん」という店名で昨年8月にオープン。

 冬が旬のイチゴ(14個分!)で覆われた氷には、グラニュー糖と黒砂糖をブレンドして煮詰めたやさしい甘味の蜜と練乳がたっぷり。

香蕉巧克力冰 120元。バナナチョコレートかき氷。

 同じく自家製パンナコッタがのったバナナチョコレートかき氷も、懐かしい味わいで、地元の人に大人気。

レトロで愛らしい燕のイラストが描かれた練乳は、羅さんが子どもの頃から食べているもの。お店のインテリアの一部にもなっている。

小時候冰菓室
(シャオシーホウピングゥオシー)

所在地 台北市大安區大安路一段51巷39號
電話番号 02-8771-9521
営業時間 13:00~22:00
定休日 無休
※カード利用不可

2016.12.07(水)
撮影=鈴木七絵

CREA 2017年1月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

ゆるむ、台湾。

CREA 2017年1月号

食べてのんびり、また食べる
ゆるむ、台湾。

定価780円