5室の離れへと続く木戸門。3つのカテゴリーの客室棟にはそれぞれ門が設えてある。門にも建物の入口にもしめ縄が掛けられている。高千穂では年間を通して外すことはない。 離れのひとつ、「万葉」。和洋室で、バスタブは屋内と屋外の2箇所にある。 「万葉」の中庭は石庭となっていて、朝に夕に表情を変える日本の伝統美を、プライベート空間で楽しむことができる。 「万葉」には、バスルームのバスタブのほかに露天風呂があり、24時間いつでも入浴できる。 離れにある迎賓館内の「鳳凰殿」。天井の細工も家具もすばらしい。 本館にある「たかちほ」。宴会場としても使うことができる広い部屋だ。床の間の障壁画も置物も見事。 懐石料理の夕食。神仙キャビアに始まり、先附の胡麻豆腐、宮崎県の尾崎牛と新玉ネギ、アジのうの花和えなど8品、造里は宮崎産伊勢海老、タイ、カンパチ、焼物は高千穂牛のヒレステーキ、揚物は春のふきのとうなど、地元の旬の食材をふんだんに使った懐石料理となっている。 朝食は、焼き魚をメインに、納豆や生卵、味付け海苔といった定番もひと通り。煮物、お浸し、お新香など、どれも上品な味付け。宮崎県産のヒノヒカリのご飯を思わずお代わりしてしまったほどのおいしさだ。 旅館の門前の手入れの行き届いた植え込みに、「神呂木(かむろぎ)の庄 旅館 神仙」と刻まれた石が置かれている。「神呂木」とは神々が宿る清浄な木のこと。 別館に隣接している庭園「鬼八の森」。 離れの客室へは小径を通って行く。和服の仲居さんがゲストをおもてなししている。 本館のレセプション。ここでチェックインするわけではなく、40種類の浴衣が置かれていたり、宮崎県の作家の工芸品を展示販売していたり。神仙キャビアもここで購入できる。 女将の佐藤久美さんとご子息。長男の大喜さん(右)は、4棟のみで近々オープン予定の大分県の「別府 神仙」へ赴任するという。写真:「旅館 神仙」提供 客室には有田焼のコーヒーカップとエスプレッソマシンが配されている。朝、ベッドから露天風呂へ。身体が温まったら、上質なバスローブにくるまり、淹れたてのコーヒーの香りで目を覚ますことができる。 本館の客室。こちらも和洋室で和室は2階にある。リビングにはマッサージチェアも。 日本最大秘境のひとつ、宮崎県椎葉村で育てられたチョウザメのキャビア。神仙オリジナルで、お土産として購入することもできる。 とろりとして甘いさつまいも。季節によって旬の品種に変えているという。 「鬼八の森」にある鬼八塚。 本館では、神仙キャビアや九州の作家の手による工芸品などが展示販売されている。