「ビュー・ド・モンド」のコースはタスマニア産ワカメとアボカドで作ったタルトから始まる。仕上げはルリジサの花。 「ビュー・ド・モンド」のヒュー・アレンシェフはメルボルンで生まれ10代を過ごした。仲間思いの温かな人柄も魅力。 クイーンズランド北部産のマッドクラブをビクトリア産のサフランソースとひよこ豆味噌などで軽く煮込んだもの。 コース($360)の料理から。マカデミアナッツのピューレを乳化させたものにキャビアをのせ海藻から作ったオイルをかける。 2000年にメルボルンのカールトン地区に誕生した「ビュー・ド・モンド」は別の場所に移転したあと2011年にリアルトタワーズの55階に移った。 ワインセラーには約7000本の世界のワインが並ぶ。テロワールを真に表現しているワイナリーをセレクト。 1階にある小さな看板が目印。 下に魚のブルーアイが入った“ローブルーアイタルト”($26)。 イチジクとクリームが層になった“麦麴のミルフィーユ” $19。 左:繊細な味を表現するジェスパー・アヴェントシェフ。右:グラスワインは$16~。 ブリスベンのモートン湾のバグ(えびの一種)やソラ豆などが入ったアーリオオーリオのスパゲッティ$52。 左:店内。昼、夜ともに予約必須の人気店。右:手作業でパスタを丁寧に作る厨房のスタッフ。 左:鴨のラグーとヤギのチーズ、ペコリーノを合わせたパッパルデッレ$42。 ワインはイタリア産が中心でグラス$14~。右:真空調理によりふわっとしたやわらかさのタン$18はバルサミコソースで。 アンチョビトースト($19)は、レモン汁をたっぷりかけて。 味の濃いドッグ・クリーク・トマトを使ったサラダ $20(昼・夜のメニュー)。 2階は宿泊施設に。 左:店主のダニエル・レウィス氏。右:砂糖付けのヒマワリの種にリコッタチーズがのった一皿$20。 ワインはオーガニック。 開店直後から列を成す「スモール・バッチ・ロースティング」のいつもの朝の光景。 きめ細かなクリームとエスプレッソの風味のバランスがいい“デリー(フラットホワイト)”$5.5。 土の環境を考えて栽培しているコーヒー農家のものを仕入れる。 「シェフが料理をするようにコーヒーの焙煎や淹れる工程には細心の注意を払うべき」と話すケリー氏。 温度管理をしながらドリップ。日本人スタッフがいる場合もあるので気軽にコーヒー話を。 右がフィルターコーヒー“YA YA” $12。豆の説明書きが添えられる。左は“アボカド・トースト”$15。 オフィス街なのでランチタイムはほぼ満席。 “セブン・シーズ・コーヒーシェイク”$9、“ミルクコーヒー” $5.5など。 トレッチェ(チーズ)、ネクタリン(ズバイモモ)などがのった“サワードウブレッド”$18。 こぢんまりとした居心地のいい店内。 左から:オーナーのエマさんとマリチさん、スタッフのハミシュさん。