樫野埼灯台はイギリス人技師・プラントンが最初期に手掛けた、日本最古の石造り灯台。 串本本土からくしもと大橋を渡ると樫野埼灯台のある大島へ。緩やかな放物線を描くようなアーチが印象的な橋だ。 灯台の近くにはトルコ軍艦遭難慰霊碑も。すぐ近くの広場には、“トルコ建国の父”ムスタファ・ケマル・アタテュルク像がそびえたつ。 内部は普段非公開だが、展望台からは視界いっぱいに広がる海を見渡すことができる。 樫野埼灯台の石材には、和歌山県古座川町産の”宇津木石”を使用している。加工のしやすい宇津木石は樫野埼灯台だけでなく潮岬灯台にも使用されている。 1890年(明治23年)、9月16日、大島樫野崎の沖合でトルコ軍艦エルトゥールル号の遭難事件では、乗組員656名のうち587名が還らぬ人となった。 トルコ記念館で遭難事件の話を聞く阿部さん。灯台周辺には、日本とトルコの友好関係を体感できる施設が多数ある。施設は全て崖の上に位置し、歴史と串本の自然を同時に楽しめる。 灯台の周囲には水仙が植えられており、冬には10万本以上の水仙が咲くという。 塔頂部からはフレネルレンズの姿を見ることもできる。 当時は灯台守が巻き上げていたという。1961年に錘に代わって小型モーターが導入された。 まるでスチームパンクの世界! と思わず見入る阿部さん。 生憎の天気だったが、歴史や物語に触れ、灯台巡りを堪能した阿部さん。 トルコとの友好の証として建設された記念館。館内には遭難したエルトゥールル号の模型や遺品、写真などが展示されている。 トルコ記念館にはエルトゥールル号の模型や遺品、写真などが展示されていて、遭難事故当時の様子を知ることができる。 エルトゥールル号は横浜出港の後、台風による強風の影響で座礁することとなった。 トルコではドンドゥルマと呼ばれるトルコアイス。粘り気があるのが特徴だ。 串本町には他にもいくつもの観光名所が。 旧・官舎には貴重な資料も。 現在、樫野埼灯台にはフレネルレンズが設置されている。 現在、樫野埼灯台にはフレネルレンズが設置されている。 当時は灯台守が巻き上げていたという。1961年に錘に代わって小型モーターが導入された。 当時は灯台守が巻き上げていたという。1961年に錘に代わって小型モーターが導入された。 現在、樫野埼灯台にはフレネルレンズが設置されている。 幻想的な空間に見入る阿部さん。 幻想的な空間に見入る阿部さん。 現在、樫野埼灯台にはフレネルレンズが設置されている。 灯台からは熊野灘が見える。 トルコと縁がある樫野埼灯台には、周辺にもトルコを思わせるものがたくさん。 トルコと縁がある樫野埼灯台には、周辺にもトルコを思わせるものがたくさん。 串本町にある本州最南端のベーカリー「nagi」。 平日で約60種類、休日では約80種類ものパンを作っているのだそう。 平日で約60種類、休日では約80種類ものパンを作っているのだそう。 平日で約60種類、休日では約80種類ものパンを作っているのだそう。 焼きたてのピザも人気のメニュー。 熊野本宮大社。 熊野本宮大社。