和歌山県東牟婁郡串本町にある潮岬灯台は江戸時代末期の江戸条約により建設が決定した、8つの条約灯台のうちの1基。 阿部智里さんが学生時代訪れ、記憶に残っているという出雲日御碕灯台は石造灯台としては日本一の高さを誇る“白亜の灯台”として名高い灯台。 過去に『海と灯台プロジェクト』の一環で安部龍太郎さんが訪れた石川県珠州市・禄剛埼灯台。日本全国に今こそ訪れるべき灯台があることが実感できる。 串本の人気観光スポット、橋杭岩。海の浸食により、あたかも橋の杭だけが立っているように見えることから名付けられた。その昔、弘法大師と天の邪鬼が賭をして、一夜にして立てたという伝説もあるという。 もともと潮岬灯台があった場所「潮見の端」に建てられていた潮御崎神社。灯台建設に伴い、旧社地であった「静之峯」に遷座されている。潮岬灯台からもその姿が見える。 本州最南端に位置する潮岬灯台。近くには、約10万平方メートルにも広がる大芝生「望楼の芝」も。隣接する潮岬観光タワーでは、「本州最南端訪問証明書」がもらえるそう。 潮岬灯台は明治6年、日本初の洋式木造灯台として本点灯された。 潮岬灯台は、日本に16基しかない「のぼれる灯台」。一般の人でも熊野灘の潮流、視界に広がる太平洋を体感できる。 航海が難しい海域として知られる紀伊半島沖を100年以上にわたって照らし続けてきた。 2023年1月21日には「灯室」の特別一般公開も行われた。9月に正式点灯から150周年の節目を迎えるにあたり、灯台の魅力を伝える催しやイベントが多数予定されているという。 潮岬灯台のある南紀串本は本州唯一の「亜熱帯」地域。温暖な気候が育む豊かな植生も魅力。 フレネルレンズの美しさ、大きさ、そして果たして来た役割に感じ入る阿部さん。 潮岬灯台には灯台資料展示室が併設されている。赤い灯台は港湾の右側を意味するもので、ボタンを押すと赤い光が点滅する。灯台にまつわる貴重な資料がさまざま展示されている。 作家・阿部智里と行く、灯台巡りの旅「潮岬灯台篇」 作家・阿部智里と行く、灯台巡りの旅「潮岬灯台篇」 作家・阿部智里と行く、灯台巡りの旅「潮岬灯台篇」 作家・阿部智里と行く、灯台巡りの旅「潮岬灯台篇」 作家・阿部智里と行く、灯台巡りの旅「潮岬灯台篇」 作家・阿部智里と行く、灯台巡りの旅「潮岬灯台篇」 作家・阿部智里と行く、灯台巡りの旅「潮岬灯台篇」 作家・阿部智里と行く、灯台巡りの旅「潮岬灯台篇」 作家・阿部智里と行く、灯台巡りの旅「潮岬灯台篇」 作家・阿部智里と行く、灯台巡りの旅「潮岬灯台篇」 作家・阿部智里と行く、灯台巡りの旅「潮岬灯台篇」 作家・阿部智里と行く、灯台巡りの旅「潮岬灯台篇」 作家・阿部智里と行く、灯台巡りの旅「潮岬灯台篇」 作家・阿部智里と行く、灯台巡りの旅「潮岬灯台篇」 作家・阿部智里と行く、灯台巡りの旅「潮岬灯台篇」 作家・阿部智里と行く、灯台巡りの旅「潮岬灯台篇」 作家・阿部智里と行く、灯台巡りの旅「潮岬灯台篇」 作家・阿部智里と行く、灯台巡りの旅「潮岬灯台篇」 作家・阿部智里と行く、灯台巡りの旅「潮岬灯台篇」 作家・阿部智里と行く、灯台巡りの旅「潮岬灯台篇」 作家・阿部智里と行く、灯台巡りの旅「潮岬灯台篇」 作家・阿部智里と行く、灯台巡りの旅「潮岬灯台篇」 作家・阿部智里と行く、灯台巡りの旅「潮岬灯台篇」 作家・阿部智里と行く、灯台巡りの旅「潮岬灯台篇」 作家・阿部智里と行く、灯台巡りの旅「潮岬灯台篇」