西洋技術の導入初期である明治時代に建設された歴史的灯台として現存する64基のうちの1基。 灯台へは立石漁港から海沿いに北へ約200メートルほど行き、400メートルの登山道を上る必要がある。険しい立地が立石岬灯台の重要性を物語っている。 登山道は想像以上に険しい。クマにも注意が必要だ。 これまでの洋式灯台が、外国人が要望した場所に、外国人による設計、施工で建てられていたのに対し、立石岬灯台は日本政府の要望に基づき、建設された。 日時計は2006年に針部分が復元され、当時の姿を保っている。 外壁はゴツゴツとした荒々しく力強い印象だ。 今もなお、灯台は国防上きわめて重要な役割を果たしている。 敦賀鉄道資料館。建物はパリへ向かう「欧亜国際連絡列車」の発着駅だった敦賀港駅舎を再現したもの。日本初の鉄道となる4路線のひとつとして京都-敦賀間の鉄道建設が決定された。敦賀港は古くから玄関口として重要な役割を果たしてきたのだ。 敦賀鉄道資料館では、敦賀の鉄道の歴史を紹介する資料や列車模型などを展示している。敦賀港の歴史や観光のPR館としても利用されている。 連載第1回で訪れた能登観音埼灯台(石川県七尾市)。「恋する灯台」にも認定されている。 連載第2回では、石川県珠州市・禄剛埼灯台へ。能登半島の突端にある実に美しい灯台だ。 福井県敦賀市、立石岬灯台をいく 福井県敦賀市、立石岬灯台をいく 福井県敦賀市、立石岬灯台をいく 福井県敦賀市、立石岬灯台をいく 福井県敦賀市、立石岬灯台をいく 福井県敦賀市、立石岬灯台をいく 福井県敦賀市、立石岬灯台をいく 福井県敦賀市、立石岬灯台をいく 福井県敦賀市、立石岬灯台をいく