お菓子やハーブティーに使うハーブは長田さんが友人と営む畑「inhere farm & garden」で育て、収穫したもの。 レモンバーベナ、レモンマリーゴールド、ミントをブレンドしてお茶に。 自然栽培で育てたハーブはドライでも生命力の強さが感じられ、疲れを癒やしてくれる。 香りと湯気が立ちのぼる。 壁を飾る巨大なスワッグは、アトリエオープンに合わせ「緑の居場所デザイン」の市村美佳子さんがこの場でつくってくれたもの。広々とした空間に、森の気配が漂う。 昨年から知り合いの農閉期のじゃがいも畑を借り、小麦を育て始めた。「交互に育てることによって、土にもいい効果があるそう。小さなうちに“麦踏み”もして、強く育っています」。いずれ収穫した小麦でお菓子づくりも……と、夢が広がる。 長田さんが「私のパワースポット」と呼ぶ、山梨市牧丘町のフルーツライン沿いの展望スポット。なだらかな丘沿いにはぶどう棚が続き、晴れた日には山並みの向こうに富士山が望める。 長田さんが「私のパワースポット」と呼ぶ、山梨市牧丘町のフルーツライン沿いの展望スポット。なだらかな丘沿いにはぶどう棚が続き、晴れた日には山並みの向こうに富士山が望める。 長田さんが「私のパワースポット」と呼ぶ、山梨市牧丘町のフルーツライン沿いの展望スポット。なだらかな丘沿いにはぶどう棚が続き、晴れた日には山並みの向こうに富士山が望める。 圧倒的な自然がいつでもそばに。車を走らせると、数分で深い緑と静寂に包まれる。 市民の憩いの場である「万力公園」からもほど近い「金井醸造場」。ぶどうの栽培から醸造、販売までを金井さん夫婦2人で行う。 市民の憩いの場である「万力公園」からもほど近い「金井醸造場」。ぶどうの栽培から醸造、販売までを金井さん夫婦2人で行う。 嬉しい試飲の時間。 「金井醸造場」のワインは、東京にいるときからずっと好きだったという長田さん。今回試飲させてもらったのはマスカット・ベーリーAとカベルネ・ソーヴィニョンのブレンド「ヴィノダ天神万力」と甲州「朝焼」。長田さん曰く「口にしたワインの向こうに、山梨の景色が想像できる味わいです」。 ショップから歩ける距離にあるぶどう畑。「微生物が豊かな土壌と力強いぶどうさえあれば、自ずと美味しいワインができる」という考えのもと、木と土を細やかに見守る金井さん。長田さん曰く「まるで研究者かお医者さんのようで、お話を伺っていると時間が過ぎるのを忘れてしまいます」 大きな瓶にたっぷり詰まった桃のシロップ漬け(大1,500円)は、近隣の農家さんの手づくり。売店では四季折々の果物や野菜の販売も。 「ここの中華そばは本当に美味しくて、ペロリと食べられてしまう」。麵にもスープにもアルカリ温泉水が使われており、しっとりした鶏チャーシューがアクセントに。“ラーメン(塩)”850円。 売店で販売されている「MIDNIGHT ROASTERS」のコーヒー豆は、生豆を温泉水で洗い、焙煎したもの。1,200~1,400円。 刺激が少なくなめらかなアルカリ性単純泉で、100%源泉かけ流しのお湯が自慢。地元では「美人の湯」として知られる。