北九州空港へは羽田空港から約1時間45分。九州の旅への玄関口。 CREAアンバサダーの池田りりかさん(左)と内藤記世さん(右)。二人とも大の旅行好き( ※2)。 2019(平成31)年に6年に及ぶ工事を終え、大正時代の姿に復原されたJR門司港駅。 開業の頃の様子を窺わせる1階コンコースや改札口。コンコースでは出札室窓口やシャンデリアも当時を再現。 大正期の駅舎の雰囲気を活かしつつ、現代のテイストを巧みに組み合わせた「みかど食堂 by NARISAWA」の上質な空間デザイン。 「特製シーフード焼きカレーと季節のスイーツセット」3,080円。スープとサラダ、そして食後には3種のデザート盛り合わせと、コーヒーまたは紅茶が供される。 レトロな木造ビルの中に入って直ぐの階段を上ると……。 1930(昭和5)年頃に海運会社の本社ビルとして建築された新海運ビル。船をモチーフにしたという建物はディテールまでチャーミング。 着けているのを忘れるほど軽いのが、ishのクレイアクセサリーの特長。1点1点ハンドメイド。 門司港から台湾、中国、インド、欧州へと旅立つ人々で賑わっていたという旧大阪商船ビル。 門司港のシンボルでもある赤れんが造りの旧門司税関。歩行者専用のはね橋「ブルーウイングもじ」は10時、11時、13時~16時の毎時ちょうどに開橋。 「世界の門司港」と呼ばれた往時の面影を残す旧門司税関のエントランスホール。 “バナナの叩き売り”発祥の地とされる、門司港にぴったりの「焼きバナナパルフェ」790円。完熟いちごを贅沢に味わえる「ストロベリーパルフェ」(時価)。 門司港レトロ地区から宇佐神宮へはクルマで約1時間20分。 神域へと通じる朱塗の橋を渡って宇佐神宮本殿へ。 一之御殿・二之御殿・三之御殿の3殿が並ぶ宇佐神宮本殿。朱塗柱が壮麗な八幡造で国宝に指定されている。 一般的な作法「二拝二拍手一拝」とは異なり、宇佐神宮の参拝は「二拝四拍手一拝」が作法。 三角形の2つの石が並ぶ「夫婦石」。夫婦やカップルは手をつないで左右それぞれ同時に、独身の人は左右を両足で踏むと幸せになれるそう。 視界いっぱいに広がるマジックアワーの美しい夕景。 美しい夕景に思わずうっとり。足元には宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘したとされる巌流島のシルエットも。 食べる芸術品のようなふぐ刺しから大きな身の入ったふぐちりまで、ふぐのフルコースを前に思わず歓声が。ふぐ刺しは一人前からでも注文できる。 ゆったりとしたスペースが広がるプレミア海峡デラックスツイン。窓からは関門橋や対岸の下関の夜景も眺められる。 マグロ、ホタテ、いくらなど新鮮な魚介がのった「関門海鮮どんぶり」。プレミアホテル門司港の朝食は旅好きにもファンが多い。通常は全てビュッフェ形式の朝食だが、取材時は新型コロナウイルス感染状況などにより、期間限定で個人盛和食と洋食のビュッフェの両方を提供していた。 「海と山の距離が近く、レトロな建物が立ち並ぶ門司の風景は、自然と街が一体化していて散策しているだけで楽しい」と内藤さん。 海底に伸びる関門トンネルは、上はクルマ、下は徒歩で通行できる。エレベーターに乗り、いざ人道へ。 こちらが福岡、あちらが山口。珍しい海底の県境は撮影スポットとしても大人気。 壇ノ浦に向かって開かれた赤間神宮の水天門は、まるで竜宮城のよう。 参拝のあとにひいたおみくじは、はたして吉? 毎週大勢の来場者で賑わう唐戸市場の「活きいき馬関街」。 新鮮な地魚などネタもカラフルな握り寿司が屋台いっぱいに並ぶ。 シャリが見えないほどおおぶりなネタが乗せられた握り寿司は味もボリュームも満点。ふぐのフライやアラ汁なども味わえる。 唐戸桟橋と門司港を約5分で結ぶ関門連絡船。巌流島に立ち寄る路線もある。 陶器を思わせるTOTOミュージアムの外観は、「水」と「大地」をモチーフとしてデザインされているそう。 東洋陶器株式会社として創立した当時に輸出していた食器類や、迎賓館赤坂離宮といった有名建築に備え付けられていた水まわりなど、TOTOの歴史がたどれる展示室。 伝統の小倉織を現代によみがえらせた「小倉 縞縞」。バッグや小物のほか、ブラウスやワンピースなどアパレルも揃う。 最近人気を呼んでいるカラフルな「SDGsシリーズ」を手に、二人はあれこれお土産選び。 こんなところにカフェが?と思うような細い路地を入っていくと、古民家をリノベーションした「茶論 Salon du JAPON MAEDA」が。 「九州に来たら八女茶を飲むのが楽しみなの」(池田さん) (左)抹茶と季節の和菓子のセット900円、(右)抹茶チョコフォンデュ800円(税抜)、冷玉露600円(すべて税抜)。 煎茶やフレーバー紅茶などが手軽に楽しめる「一煎パック」100円(税抜)~。「茶論ワッフルクッキー キャラメルサンド」1枚162円(税抜)。 海の上に浮かぶ北九州空港と九州本土をつなぐ「新北九州空港連絡橋」。天気が良いと絶景が見渡せる。 山口県下関市の川棚温泉へは、北九州空港からクルマで約1時間15分。(写真:川棚グランドホテルお多福) 九州屈指の温泉街、大分県別府へは北九州空港からクルマで約1時間50分。