レストランでパンダ観覧?
綿陽基地は、来園者が快適に過ごすための環境がパンダセンターの他の基地に比べ整っている。まず、至る所に案内表示があり、主要スポットの方向などを示している。中国語に英語、日本語、韓国語を併記していることもある。
園内は広大ながら、園内移動用の車両が運行しているため、効率よく移動可能。歩く場合は、遊歩道が整備されているので、自然の景観を楽しみながら、各施設を巡ることができる。疲れたら休憩しやすいように、ベンチや飲み物の自動販売機を随所に設置。スマートフォン用のモバイルバッテリーを有料でレンタルする設備もある。
特筆すべきは飲食店だ。パンダセンターの他の基地には、食事を提供する場所がほとんどなく、あってもカップラーメンや軽食程度。一方、綿陽基地にはレストランとカフェがある。基地へ行くときは早朝にホテルを出発し、重いカメラを持って歩き回り、疲れ果てるので非常にありがたい。
筆者は昼食で「熊猫邻里餐厅」を利用した。日本語で「パンダ隣人レストラン」と併記されている。料金は、ご飯1杯(2元)とおかず2皿(16元×2)で34元。選んだおかずやデザートによって料金は異なる。窓際の席に座ると、福娃と鳳儀が暮らすパンダ館の屋外放飼場がよく見えた。パンダがここに出ていれば、観覧しながら食事を楽しめそうだ。
パンダ国家公園・岷山区域のパンダ保全を支援
綿陽基地は、パンダ国家公園・岷山区域のパンダ保全を支える重要な拠点として整備された。国家林業草原局によると、綿陽基地は、パンダの保全における科学技術のイノベーション拠点となることも目指している。綿陽科技城新区に位置することも関係しているようだ。
パンダセンターの既存の基地とは違った雰囲気や機能がある綿陽基地。今後、パンダの数が増えて、オープンする施設が増加したり、科学技術の活用でパンダにも人にも良い影響が及んだりすれば、四川省の新たな人気スポットになるかもしれない。

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